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きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

坂元裕二 朗読劇二〇一四「カラシニコフ不倫海峡」

2014年06月04日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
地雷除去のボランティア活動中に亡くなった妻。
その夫の元に、一通のメールが来る。
「あなたの妻は私の夫と不倫関係にありました。
 二人が密会していたホテルで詳しいお話をします。」
男は、メールの送り主の指示に従おうとするが・・・。

一点わかりにくいところがあったけど
台詞だけで構成される作品としては面白かった。
孤独な男と女。
二人だけではなく、自分の心情を
夫に汲み取って貰えたなかった妻もまた孤独だっただろう。
寂しさをどうやって埋めるのか。
男は、女から託された伝言を伝えたのだろうか。

ただ谷村美月ちゃんの声が不明瞭すぎ。
映画女優としては好きなのでかなりガッカリ。
棒読み気味なのは朗読だから仕方が無いのかもしれないけれど
モヤモヤしている上に早口だった。

芝居をして、とまでは言わないけれど、
もう少し客にわかりやすく伝えで欲しかったな。

風間俊介くんはマイクに乗せても良く通る聴きやすい声。
仕草は殆どないのに、ちゃんと情景が目に浮かぶ。

ただ二人とも客に届ける前に感動しちゃってて、
ちょっと置いてきぼりになった気分。
台詞を言う前に、文字を目にした段階で泣かないで~。
コメント
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