きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「風と共に去りぬ」(新・午前十時の映画祭)

2014年02月16日 | 映画
もう何度目かわからない「風と共に去りぬ」、
昔はバトラーが報われなくて可哀想と思っていたけど
最近は「大人のバトラーが譲歩してやれよ」と思う。
中身が子供って鬱陶しいな。
それに比べるとスカーレットはよく頑張っている。
私ならメラニーを見捨ておばさまと逃げるよ。

今回は特に男の身勝手さを感じた。
スエレンに真実を確かめないまま、
スカーレットと結婚したフランクもだけど、
看護婦確保のためにスカーレットに
あれこれ言うミード先生に腹が立った。
南軍のためとはいえ、負傷者が続々と送り込まれているとはいえ、
余所様のお嬢さんを戦地で危険なめに合わせるなんて。
実家はタラにあって、
アトランタに来ているのは
あくまでも「一時的に」って知ってるはずだよね。
メラニーに流産の危険があるからとどまった期間も
スカーレットは看護活動は続けていたよね?
せめて退路は確保してあげないと!
俺は知らね、で放置とはなあ。
ひどすぎる。
私が身内なら怒る。

スカーレットはメラニーを憎んでいたけど
メラニーがいたから生き延びたんだよね。
相互依存、というよりは、
聖母のお慈悲を受ける人間、みたいな図なのかな。

見る年齢が変わると感想も変わるね。


バーベキューが「園遊会」と訳されていたな。
元々「おもてなし」的な意味なのかな。
「スカイハイ」は「空高く」、
転じて「高額な税金」の意味も。
そういやスカイ・マスターソンのあだ名も
「掛け金が天井知らずで天にも届かんばかり」から来てたな。
コメント
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