きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「コンダーさんの恋」

2014年01月18日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
鹿鳴館落成の少し前の日本。

お雇い外国人の建築家ジョサイア・コンドル(コンダーさん)は
政府関係の建築物の設計をし、
工部大学校でも教鞭をとっている。
彼は日本文化を好み、
河鍋暁斎に絵を習い、
菊川流の踊り手・前波くめから日舞を習っていた。

鹿鳴館落成を控え、勝海舟の三男・梅太郎は
鹿鳴館で西洋のダンスを踊る女性を育成しなければ、と考えていた。
そこで知り合いの前波くめに
西洋のダンスを覚え、鹿鳴館で踊って欲しいと頼み込む。

とんでもない!と一度は断るくめだったが
鹿鳴館の舞踏会が成功しなければ
設計者のコンダーさんの名前に傷が付く。
彼を憎からず思っているくめは
梅太郎の申し出を承諾しようかと考える。


1幕は、そんな状況の中、完成間近の鹿鳴館内でおこる
2組のカップルの恋の騒動。
1組は大山巌と山川捨末。
戊辰戦争では敵同士だった彼らの恋の行く末は?
もう1組は梅太郎と勝海舟が娘のように面倒を見ているクララ。
国境は越えた恋は成就するのか。

開幕はとても華やか!
2組のカップルの事情や、
それに絡む人々、
くめさんの気っぷの良さなどが
うまく絡まり、テンポ良く話は進む。
面白く楽しいコメディではあるんだけど、
大山巌が英語ができない設定はいかがなものか。
そこがすごく引っかかった。
それゆえのすれ違いぶりが可笑しいので
ファンタジーとして見たかったけど
ちょっと無理だった。

2幕はくめさん自身の恋。
コンダーさんとは結ばれたいが、
日舞の家元の継承を断るのも辛い。
彼女の恋の行く末と鹿鳴館時代が、
上手く重なっていた。
西洋化、文明化と、
日本独特の文化をどう合わせるか。
難しいね。
瀧廉太郎の曲は、
そのひとつの答えなのかな。

ラストは、もうちょっとすっきり終わってもいいかもだけど
綺麗にまとめていた。

大地さんの男役には、とってもクラクラした!
すごくかっこよかった!
足捌きとか実に決まっていた。

葛山さんはコメディが苦手と言ってたけど
軽くてお調子者で、でもいろいろ悩みもあって、
という梅太郎を上手く演じていました。
牧瀬里穂ちゃんも可愛かったよ!
植本さんが最後まで毛があった。
鹿鳴館の警備にあたる剣の達人・得能は久ヶ沢さん。
凛々しいのに、どこか可笑しい人だった。
寿さん、未沙さんは貫禄たっぷり。

コンダーさんは話題には出るけど、
芝居には殆ど出てこないのは上手い作り。
英国人のビジュアルで日本語の舞台芝居ができる人は
殆どいないからね。
ほんのちょびっと出てきたコンダーさんは
ダンスが少々下手だった。

当時の政治部分を含めた状況説明は
スクリーン&映像を使って
勝海舟閣下の江守さんが解説。
鹿鳴館ができた理由などが、
とてもわかりやすかったです。

お正月らしい楽しく華やかなお芝居でした。
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日本橋七福神巡り

2014年01月18日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
ものすごく中途半端に時間が余ってしまいました。
映画を見るにも微妙な時間で、
それでは人形町界隈でも散策するか、
と調べてみたら
「日本橋七福神巡り」というのがあるそうじゃないですか!
お金もかからず健康的に時間を潰しましょう。
というわけで歩いてきました。

まずは明治座・・・、
の前に「柳家」で鯛焼きを購入。

皮は最中みたいな薄めのパリパリ。
一体一体の型に入れて焼くので
購入までちょっとお時間がかかります。
1個140円。

明治座に寄って17時公演のチケットを引き替えます。

最初の七福神は明治座斜め前の「水天宮(仮宮)」<弁財天>です。

本宮は立替中だそうです。
日曜日の大安なのでお参りされる方がとても多かったです。

笠間稲荷神社<寿老神>


末廣神社<毘沙門天>


松島神社(大鳥神社)<大国神>


茶の木神社<布袋尊>


小網神社<福禄寿・弁財天>

銭も洗ってきました!

椙森神社<恵比寿神>


寶田恵比寿神社<恵比寿神>


数えるまでも7つと信じ切っていたけど
いま見たら8つあったんですね。。。

だらだら歩いて、ちょっと道に迷って1時間半ぐらいでした。
有意義な時間でした!

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「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ」

2014年01月18日 | 映画
前戦隊と現戦隊が協力する作品では
前戦隊がブラックになるパターンが多いように思うけど
今回は現戦隊、キョウリュウジャー達がブラックになりました。

お仕事としてキョウリュウジャーのサポートを受けたゴーバスターズ。
悪に捕らわれたたゲキと凌駕。
なんやかんやで上手くいってハッピーエンド。
次戦隊はすべてが終わった後に単独で登場。
(現戦隊を助けるネタは無し)

ゴーバスターズは「仕事」をする部分が好きだったので
今回はそれが生かされていて嬉しいなり。

ヒロムのアレもバッチリあったよ!

今回は恐竜ネタということで
ジュウレンジャーとアバレンジャーも活躍。
ゲキと凌駕は顔出し有り。
(幸人もちょびっと)
ゲキはさすがに若者ではなく、
溜め息をつく大きなお友達もいました。

映画版ならではなのは、豪華で豪快な爆発と
ワイヤー多様のアクションで
とても迫力がありました。

ブラックの呪いがとけるあたりは
もうちょっと書き込んで欲しい気がするけれど
子供達にはこれくらいの尺でいいのかな。

と、書いてて思ったけど
ゴーバスターズは基本がお仕事モードだから
ブラックになっても、メリハリが無いのかな。

陣さんも出演。
どうして復活できたかは
いつもの滑舌なのでちょい不明。
クロリンは長髪になったのか
ちょっと結ってました。

エンディングで満面の笑顔で踊るエンター&エスケープに
場内、ちょっと笑い。
微笑ましいよね。

トッキュウジャーの映像は初めて見たけど、
中央線+山手線+京浜東北線+総武線+1?
大江戸線+新宿線+三田線+浅草線+1?
わからんわー。
あんまりそそられないけど
鉄オタ狙いなのかな。
電車自体は電王を思い出した。


見たのは舞台挨拶回でした。
(2回目の回)
並び順は上手から
ソウジ・アミィ・ヨーコ・キング・ウッチー・リュウジ・ノッさん・イアン
だったかな。
ノッさんとリュウジが逆だったかな。
テレビで見るより、横一列並びだと身長差が際だつね。
女の子たちが小さかった!
素顔のソウジくんは意外とイケイケで
イアンはアンニュイ系でした。
あとはテレビと同じ印象。
歓声、声援は女性からが圧倒的に多いんだけど
ノッさんとヨーコちゃんは男性からの声が多かった。
キングは子供達からの声援も多かったな。

映画については・・・
ヨーコちゃん
「リュウジが制服の着方を忘れていた」
キング
「ゴーバスターズとの共演時間は短かった。
 ヒロムくんとも1回だけ」
ウッチーの、ゴーバスターズの印象。
「ダンスが上手い」

などなど。
全体的に三十路トリオが暴走気味で
十代トリオが年長者へ本音をグサリな舞台挨拶でした。

最後はキングが
「永遠のゼロにもトリックにも負けないぜ!」的な宣言で〆。

お台場あたりでは、ヒロムも陣さんも登場したみたい?
喋りがこなれてくる後ろの回の方が面白いんだけど
生を見られただけでもありがたいね。
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