きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「大奥」

2010年11月07日 | 映画
悪評判ばかり目に耳にしてきましたが
直前に見たのが「マザー・ウォーター」なので
「話がある映画」は面白いな、と思いました。

私は原作を読んでいるので、
映画的にはこうきたか、と思いながら見てました。
概ね良かったと思います。
イントロダクションで終わったけど
続きはあるのかなあ。
唐突に「女の名前は・・・」って出てくる。
原作読んでいない人には説明不足?

それなりに名が売れた役者さんと
ジャニーズさんを揃えました、
という顔見世興行でもあるけれど
これはこれで華やかでいいんじゃないかなあ。

二宮くんの水野は、合うかどうか、というよりも
なんちゅーか。
一人だけ小柄で気の毒というか。
私は「のだめ」等を見ていないので
玉木宏を目にすることはあまりないんだけど
声は良いね~
(CMの歌はナシだけど)
ただ、ヅラがヘンだ。
もっと、なんとかできなかったかなあ。

ジャニーズのコードがあるので
蔵之介さんと玉木さんが倒れ込んでも
まったく色気がないのが惜しいというかなんというか。

柴咲コウは苦手だけど、吉宗には合っていた。
上様はやっぱり白馬に乗るのねー。
和久井映見、菊川怜も合っていたな。

白眉は、なんといってもサダオちゃん。
ああいう、普通の役も上手いんだな。

となみはツルンとした顔だった。
アップがあって良かったわ。

江戸の街並み再現は、
チープではあるけど
やっぱり楽しい。
江戸城は、江戸のランドマークなんだねえ。
お城はどこを使ったのかな。
姫路城は修復中だもんね。

裃はペラッペラで安っぽかったなあ。
仕方がないけど。

お隣に座った若い子達は
嵐ファンのようで、
二宮くんが出るたび小声でずっと喋っていた。
映画館で映画を見ない人を呼び込むのは大事なことなんだけど
マナーは守って欲しいもんだね。
上映中は静かにして欲しいな。
水野の斬首場面で、
手で顔を覆っていたのは可愛かったけど。

竹脇無我が水野父。
越前の友人の医者じゃないんだなー。
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「マザーウォーター」

2010年11月07日 | 映画
いつものアレ、と思ったら
監督さんが違うのね。
かもめや眼鏡ほど異世界感が無く
リアルな空気感。
まるで実在している人々のよう。
もたいさんが、やっぱりイイ。
市川実可子も、豆腐屋が似合っている。
小林聡美が作るサンドイッチは
やっぱりヤマザキパン使用なのだろうか。

相変わらず、具体的なストーリーはない。
雰囲気を楽しむ映画です。

私はお酒を飲まないので、
ああいったバーでなにをするのか
これを見てもさっぱりわからない。
酒を飲みながらお店の人と話をする場所なの?
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「明日に向かって撃て!」(午前十時の映画祭)

2010年11月07日 | 映画
先週に続き、アメリカン・ニューシネマで、
ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォード。
アメリカ、開拓時代。
頭の回転は速いが人を撃ったことがないブッチ。
銃の腕はピカイチだが、考えることは苦手で泳げないサンダンス。
二人は列車強盗団を結成していたが
度重なる悪行に、ついに被害にあった銀行が
追跡隊を差し向ける。
二人と、サンダンスの恋人エッタはボリビアへ逃亡。
そこでも銀行強盗を繰り返し、
ついに軍隊に追われ、囲まれる。

先週の「スティング」も良かったけど
今週の方が、話も、二人の役柄も好き。
犯罪者が、犯罪を繰り返し、ついに最後には・・・、は、
途中が爽快で、最後が切なくて。
これもラストはわかっているんだけど
逃げ切って欲しかったような、
そうじゃないような。
なんとも複雑な後味。

有名な主題歌は、ここでこう入るのか。
その部分にも感動。
ああいうふうに自転車に乗れることも感動。

いい映画でした。
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