きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」

2009年12月23日 | 映画
本日3本目の映画ですが、
これが一番お客さんが入っていたよ!
ビバ!オタク!!
私は、リアル「さらヤマ」世代です。

ヤマトがアクエリアスの海に沈んで17年。
地球にはブラックホールが迫りつつあった。
どう計算しても地球が飲み込まれ・消滅するため
真田志郎率いる地球防衛軍は、
アマール星の月に移民を開始する。
その旅の途中、なぞの艦隊に攻撃される移民団。
第一次移民団の護衛艦艦長だった古代雪は
戦闘中に行方不明となる。
第二次移民団も攻撃を受け、
第三次移民団の護衛艦隊を率いることになったのは
古代進。
旗艦は、もちろん、宇宙戦艦ヤマトだ!!

ヤマトの続編、ってことで
オタクとしては押さえなければ、
でも、いまさら続編ってどうよ、
と思いつつ行きましたが、
いやいや、普通に面白かったです。
 ・古代君が38歳(おっさん<でも年下だ!>)、とか
 ・真田さんがトップかよ、とか
 ・ヤマトのフォルムは宇宙戦艦として効率悪そう、とか
 ・ひさしぶりに湖川さんの絵だわ、あおりだわ、とか
 ・やっぱ艦橋では赤と緑が対立するのね、とか
 ・なんだかヤマトの戦いありきの話だよね
  「戦いのための戦い」じゃないのかい、とか
 ・娘が助かれば、あとはみな死んでもいいのか、お父さん、とか
 ・軍医が戦闘機に乗ってどうするんだ、とか
まあ、思うところはいろいろありますが
沖田艦長が
脳死には至らず
生きていた

ことを乗り越えた人には無問題でしょ。
最後の最後に出た「第一部 完」だって
全シリーズ見た者には「いまさら」でござんすよ。

波動砲も迫力あったし。
真田さんの「こんなこともあろうかと」もあったし。

疑問は、他星系との関係。
アマールは、地球人ではなく、
別の人類が住んでいるんだよね。
星間連合だっけ?あれは地球側は知っているの?
で、アマールが地球を知って、受け入れているのなら
他の星の人も、地球人が侵略者じゃないのは
わかると思うんだけど。
その辺、謎。
まあ、ヤマトが戦うための後付けだから
仕方がないか。

こう見返すと、
イスカンダルの科学技術って
すごかったんだねー。


んでー。
ブルーノアって・・・・・・・・・・。
川崎麻世が主題歌を歌っていたアレとは
別物だよね・・・。
 
CGが多くとも、アニメはアニメだった。
その点は安心した。
アニメだから、ヤマト。
実写版は、たぶん見ません。


ちなみにー。
沖田艦長は西暦2147年生まれなんですよ。
冥王星海戦は2199年、
ってことは、コスモクリーナーDを持ち帰ってきた
2200年には、
53歳みたいですよ。
今回、劇中歌、エンディングを歌った3人グループの方が年上・・・。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パブリック・エネミーズ」

2009年12月23日 | 映画
ジョニー様の映画は
私には、当たりとハズレ、
どちらかにきっぱり別れることが多い。
今回は、私にはハズレ。

ジョニー様とクリスチャンの共演、
ってことだけでもワクワクだったんだけど。

最初の脱獄がテンポいいだけに、
それからあとが、もう、なんだかグダグダ。
撃ち合いは派手だけど。

警察署はセキュリティ甘過ぎ。

ジョニー様は、予告以上の面白味は無かった。
胡乱だけどさ。

逆にクリスチャンは予想以上に良かった。
あの年代のスーツ(生地厚め)がすごく似合う。
「社会の敵」を仕留めようと
何回かの失敗にもめげず、つき進む。
ビリー(デリンジャーの恋人)を
お姫様だっこする優しさに、グッと来るね。

ジョニー様演じるデリンジャーの強盗場面より
クリスチャンの捜査官が追いつめていく場面の方が面白かった。
助っ人3人の登場も格好良かったなあ。

クリスチャンは、やっぱり
半開きのアヒル口。


そして!
そして!!!
この二人より
ずっとカッコイイ
クラーク・ゲーブルに
ウットリ・・・

ステキすぎる・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「切られ与三郎」(大雷蔵祭)

2009年12月23日 | 映画
蝋燭問屋の息子・与三郎は惣領養子。
子供ができないと思った問屋の旦那が
跡継ぎにと男子を養子に貰った後、実子が生まれた。
筋としては与三郎が後を継ぐべきなのだが
与三郎は血の繋がらない弟に継がせるべく
勘当されようと放蕩三昧。

しかし、父が危篤となり
いよいよ後継に与三郎を据えようとするのを読み、
与三郎は江戸を去る。

流れ着いた木更津で
網元の妾・お富と関係を持つ。
それが網元にバレ、お富は折檻を受ける。
与三郎も顔、身体を刻まれ川に放り込まれる。

与三郎を助けたのは旅一座。
しかし、旅一座はやくざの計略で解散。
女達は女郎などに売られる。

そんな女とも仲よくなって
やくざにバレて、なんやかんや。

江戸に戻り、顔の傷を活かして
強請でも・・・と思って入った家にいたのは
なんと、お富。
♪死んだはずだよ
 お富さん

ってのは、これなのでした。
(歌のような、明るい内容じゃなかったよ!)

まー、なんやかんやで、
実家の血の繋がらない妹と手に手をとって・・・


ちょっと話運びがゆったりで、
朝一番の回のせいもあって
睡魔がときどき襲いかかってきました。

雷蔵は、なし崩しに落ちていく色男。
修羅場をくぐっているわりに
女に騙されるのは
もともとの育ちが良いからなのでしょうか。
悪い方に悪い方に、流れていくのに抗えない。
悲しいお話でした。
風流な若旦那が似合う雷蔵でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする