きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「中島みゆき夜会VOL.16~夜物語~本家・今晩屋」

2009年12月03日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー
「安寿と厨子王」をモチーフにしたと聞いた、
前回(vol.15)の解釈は → こちら

今回は登場人物が一人増えていました。
1幕では、庵主=タケは姉弟の母で、
みゆきは来処に行けない安寿の魂で、
禿は生前の安寿。
だから庵主が世話を焼いているんだと思いました。

でも、2幕になってからは
なんだかごっちゃに。
目隠しをしたみゆきは、やっぱり姉弟の母?
それとも、
そもそも、
最初から、
3人の「外」にいる
「語り部」だったのかしら?

ウェディングドレスの女は、
やっぱりよくわからないんだけど、
諸説ある物語のうちの、
「安寿には婚約者がいた」を表しているとか?
そうなると、やっぱり、禿が安寿なのか?

それともたんに、
1幕と2幕で、みゆきの担う役が変わったのか?


と、

素人芝居を解釈するのが
夜会の楽しみなんだな、と
しみじみするのでした。
コメント (2)
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