きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「幻影師 アイゼンハイム」

2008年06月01日 | 映画
奇術と魔術と科学の境界線が曖昧だった頃のお話なのかしら、
と思ったら全然違った。
19世紀末のウィーンが舞台。
奇術師と、公爵令嬢と、
イメージとしてはルドルフと思われる皇太子の
三角関係がメイン。
「二人一緒にいたいね」が割と前半に出てくるので
話がわかっちゃったよん。
「アフタースクール」が、2転3転としたのに比べ、
こちらもそれを狙っているんだろうけど、
もう目的がハッキリしてたから
誰かが死んでも、いやいやこれは、とすぐにわかっちゃうのだ。
エドワード・ノートンは胡散臭くないし、
ヒロインも貴族には見えなかった。
「プレステージ」ほど奇術話ではなく
「神に選ばれし無敵の男」ほど奇術師の話でもなかった。
気になるから見たけど、千円で正解かな。


今後気になる映画は2本。
・「イースタン・プロミス」
  公式サイト → http://www.easternpromise.jp/
 全身刺青のヴィゴに、ヴァンサン・カッセルも出演。
 ウハウハ
 なんて素敵な絵面でしょう!!
・「リボルバー」
  公式サイト → http://www.astaire.co.jp/revolver/
 五分刈りじゃないジェイスン・ステイサムVSレイ・リオッタ。
 ウハウハウハ~
 なんてマニアックな絵面でしょう!!!
両方とも楽しみです。 
あとはジャッキーとジェット・リー共演映画とか。
「バットマン」は今年だっけか。
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「アフタースクール」

2008年06月01日 | 映画
出産間際の妻を残して夫が消えた。
夫妻の幼馴染みが夫を捜す。
そこに、夫が消えた理由と思われることについて
探偵と称する怪しい男が
幼馴染みに接近してくる。

と、思っていたんだけど。
洋ちゃんってば
騙され男の面目躍如
だと思っていたけど。
客にそう思わせるために、大泉洋を起用したのかもってぐらい
うまい具合に、客を騙してくれました。
収束する頃に、そうそう、そう言ってたよ、確かに、
と、散りばめられた伏線をちゃんと思い出せる。
いやー、面白かった。
妊娠、と聞いた辺りで、一つはわかったんだけど、
それ以外は、そうか!そうか!と
唸ること、連続でした。
出演者がクセのある人ばかり。
個人的には沼田爆さんのパクさんがツボ。
パクさんのお店のメニュー
(ちょっとあやふやなんだけど)
 ・羊脳の激辛カレー
 ・豚のしっぽ丼
 ・イナゴの甘辛煮
などが、さりげなく店内に貼ってあるのがグーーーッ!
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「マンデラの名もなき看守」

2008年06月01日 | 映画
幼少時代、黒人の子供が遊び相手だったため
黒人の言葉がわかる刑務官が
反アパルトヘイト運動に携わった囚人達の
監視・検閲を担当することになった。
その中には、マンデラがいた。
マンデラが求めているのは、白人社会の破壊ではなく
すべての人種が等しく平等であることを知り、
刑務官は変わっていく。
マンデラは、なにかを強く訴えるわけではなく
静かに言い続ける。
その姿勢が、かつて遊んだ相手が自分と同じ「人間」だと
刑務官は気が付いたのかも。
彼の妻は人種差別をしていたけれど
それは当時としては当たり前のことだったんだろうな。
現在の南アの犯罪率は高いらしいし、
白人と黒人の対立は続いているようだけど、
それでも、一歩前進なんだろうなあ。
私は英語はよくはわからないけれど、
それぞれの階級の言葉が違うのがわかった。
マンデラが一番綺麗な言葉遣いだったな。
この辺がわかると、もっと面白いのかな。
コメント (3)
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