「ドン・キホーテ」吉岡まな美＆シヴァコフ／牧阿佐美バレヱ団

シヴァコフのバジルが見たくて行っちゃいましたよ。

ここの版は、１幕１場は普通、続けて２場で酒場の狂言自殺。
２幕がジプシー野営→夢の場面。
３幕が公爵様の庭で饗宴。
結婚式そのものじゃなく、宴会なのかしらん。
この流れはどこかでも見たことがあるけれど
婚約したカップルが、夜ふらふら出歩いて
ジプシーの野営地に迷い込むのがわからんし、
キホーテがそこに辿りつくのもわからん。
ま、いいけど。
（ダンサーの体力配分のためとか？）
幕が上がる前の時間に、舞台袖に設置された電光掲示板に
粗筋が表示された。
わかりやすくていいね。

キトリの吉岡さんは、華やかでダイナミック。
２階後方から見てもチャーミングな表情だった。
ただ、シヴァコフと合わせる時間が少なかったのかな。
夢の場面など、一人で踊る方がイキイキとしていた。
もうちょっと二人の心が通い合っているような芝居があると嬉しかったけど、
時間的に無理だったかな。
その辺の課題はシヴァコフも同じで。
と、思うのは、あさかなを見た後だからかな。
髪は固めず、踊ると、ちょいと長めの髪がわさわさ揺れる。
こういう笑顔の役はいいね。
気のいい兄ちゃんだった。
ゲストだからねえ。
ソロはもうちょっと、あざとく客にアピールしてもいいと思うけど。
女性に遠慮して、ではないような気がする。
もうちょっと強気に前に出るくらいでいいんじゃないかな。
でもそれは、彼のキャラじゃないかな。
サポートは丁寧だった。
うまく吉岡さんをリードしてた。
３幕の衣装、吉岡さんは赤で、シヴァコフは白。
吉岡さんの３２回転はシングルだけど力強かった。

森田さんのエスパーダ。
体型にちょいとビックリだ。
でも貫禄があってもいいじゃないか、と思ったり。
ジプシーの女の田中祐子さんがステキだった。

指揮はパブージン。
ドン・キのような賑やかな音楽は合っているかも。
若いよね。
カーテンコールの挨拶に慣れていないところが可愛いかも。

とりあえず。


シヴァコフと、あひって
どっちが背が高いんだろう。
ともちんとなら、とか、
馬鹿なことをちょいと考えちゃいました。
ごめんなさい。
公称では、あひは173、ともちんは179だな、と
うっかり帰ってからおとめを見ちゃったよん。
（実際にはプラス3cmかしら？）

6/11は・・・

私は別用があったので行きませんでしたが、
言った友人達の話によると
とても楽しかったそうです。
小山さんの声は良く出ていたそうです。

出演者が若そうだから、
客も若かった？と聞いたら
「いつもと同じ」と言われました。

２６日はどうなるのかな。
楽しみ。