きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「武士の一分」

2006年12月03日 | 映画
前2つは、予告を見た瞬間「違うーーーーっ!」と思ったけど、
今回は、主演がキムタクって段階で
すでに私の中で「藤沢周平作品の映像化」とは
まったく別な存在となったため
かえって素直に見ることができました。
キムタクマジック?

確か原作は短篇だったと思うのですが
よく121分にしたなあ。
水増しの部分は特になく
無駄な話はありませんでした。

ただ、映画でしか、できなかったか?と言われたら
ちょっと微妙かも。
TVでも充分な気もする。

予告で見たキムタクは
あまりにもヅラが似合わなくて、
む~ん、と思ったけど、
むかしにもああいう顔がいないこともなかっただろうし、
そういう人だってちょんまげだったんだから、と思い直す。
時代劇好きとしては、
殺陣に殺気も華も感じなかったけど、
全然ダメ、というほどではない。
殺陣を含めて、「こんなもんか」ってカンジかな。
拒否反応が出るほどじゃないけど
やっぱキムタクだよな、みたいな。

檀ちゃんはね。
彼女の芝居に慣れているもんだからね。
泣いちゃったよ
ポイント、ポイントで惹き込まれちゃうんだよなあ。
アップになると、確かに鼻の穴が目立つかも。
でも清楚だよねえ。

二人とも、方言が使い慣れていないようだったのが
ちと残念。

笹野高史さんがいい味だしている。
桃井かおりはやり過ぎな気もするけれど
あれくらいでないとアクセントにならないんだろうなあ。
三津五郎がハマり役だったかも。
表面は人が良さそうなのに、野心家のエロオヤジ。
茶屋に入っていくときの顔が良かったです。
大地康雄の医者も地味で良かったわ。

劇場は超混み。
時代劇ファン+藤沢周平ファンに加え、
キムタクファンと、
少数ながらもヅカファンの動員が見込めるんだからね。
興行的には固く大成功だよね。
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「堕天使の涙/タランテラ!」宝塚雪組

2006年12月03日 | 宝塚(雪組)
今日は芝居の後半をしっかり見たので
前回記憶があやふやだった部分もよくわかりました。
まず訂正。
リリスは「エトワールになることを約束されていた」ではなく
「内定していた」でした。
ま、これも、アレレだけどね。
あと、「ノリメタンゲレ」は無かった。
「エリ、エリ、、、」の方でした。
これは私の勘違い。
双子の父親は、貧乏ダンサーだったと。
この人は何処へ行ったの?
母親がバレリーナを止める前に、
どこかに行っちゃったの?

リリスが、ルシファーのいる教会の前で行き倒れ。
偶然ではなく
必然です

国分太一の声が響いてきました。

母は、双子の父親を愛していたので
子供は産みたかった。
でも、自分のキャリアを踏みにじった子供は憎んだ。
貧乏ダンサーと一緒になるのはダメだったのか?
パトロン関係とかで??
母が自暴自棄になったとき、
なぜ父親は支えなかったのか?
そんなことより、子供にバレエなぞ習わせなければいいのに。
自分の子供だから、才能がある可能性が有るじゃないか。
エトワールになる可能性が有るじゃないか。
ガニオさんちみたいに。
子供の才能を無視できなくて、って言うかもしれないけれど
生まれたときから憎んでいたんでしょ?
才能を見出すほど、子供を見ていたのか?

うんとね。
景子ちゃんの主題って、
「母親に愛して貰いたかったのに、愛されなかった男」
なのかな?
私を愛して!
あなたを愛している、私を愛して!
あなたを憎んでいるのは
あなたから愛を貰えなかったからなんだ!
って、ヤツね。
レオ様もそうだし、
ヴィットリオの母も、
息子より父を選んだんだよなあ。
「愛されたい」と思う女性が共感するのか。
「母を愛する」に対し、女性の中の「母」の部分は反応するのか。
(実際に子供がいる、いないではなく)
それは確かに、むかしの少女漫画の主題でもあるような。
この作品でのルシファーも
神に愛されたい、が、すべてみたいだし。

あと「贖罪」ね。
「罰を受ける代わりに救われる」とも言う。
主題、っていうより、
「憧れ」みたいなものを感じるんだなあ。

この2点が嫌いじゃなければ、
景子ちゃんの作品を受け入れられるんだろうなあ。
私はむしろ逆なんで。
拒否反応の方が強い。

コムちゃんのルシファーも、
愛を求めている。
私は、愛を奪い取るコムちゃんの方が好きなんだが。

まあ、そうだな。
そんなわけで、景子ちゃんが書きたい話は
ジャン・ポールじゃないかと思うんだわ。
だから余計に話がスッキリしないんだな。

リリスが母親を許そうと思ったのは
死にかけだからか、
別な理由があったのか。
よーわからん。

結局「地獄の舞踏会」で上演されたの??


と、とりとめもないけど。


ショーは、色合いがいいよね。

まゆみ姐さんは雪組だったんだよね。
久しぶりの古巣だね。

全然どうでもいいことなんだけど。
ショーの大階段ダンスで、
まーちゃんが男役を引き連れて踊っているじゃないですか。
まーちゃんも、周りのダンサーも
みんな女の子なんだよなあ、と思うと
とっても不思議でした。
まーちゃんしか女性に見えないよ!
(そのように錯覚させてこそ娘役なんだろうけど)
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リセットさんのタッチペン

2006年12月03日 | ゲーム(どうぶつの森など)
柏のビックカメラのガチャポンで手に入れました。



他に、さるおもブーケもとたけけとか、
いろんな種類があったのに
出てきたのはリセットさんでした。
なぜなんだ。
映画の前売特典がリセットさんなのは仕方がない。
遅めに買いに行ったからさ。
でも、ガチャポンだよ。
確率でいえば6分の1ぐらいなんだよ。

でも、今日もリセットしちゃったしなあ・・・。


今日はオーロラさんが引越準備。
最近エテキチとキングを引き留めちゃったので
オーロラさんはこのまま見送ることにしました。
写真も貰ったし。
究極の選択だけど、後悔はしないわ。
コメント (4)
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