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きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「LOOKING FOR SOULMATES(渋谷)」小山卓治

2001年05月01日 | 小山卓治
 同ツアーのファイナルです。長かったですね。昨年の5月からだから。前橋もこのツアーの一環だったし。よく行ったわ。エライぞ、自分。
 今回は卓治の他には、中野さん(ギター)・宮本さん(ベース)・本多さん(パーカッション)のご出演。今回はとにかくアレンジがすごくカッコイイの。アコギ1本も好きなんだけど、こういった厚みのある音も捨てがたい。不思議なのはアコギ1本でもバックバンド付きでも、伝わってくるものが同じなこと。良くバックに音を入れると、楽曲として音を作り込んでしまって、本来の曲が持つ「心」( ← 我ながらクサいぜ!)が伝わらなくなることがあるけれど、このメンバーだと違う。音を作りつつも、気持ちを伝えられる。それがスゴイ。そして好き。でもアレンジ自体もえらくカッコイイ。だいたいが10年以上演奏されているというのに、古くさくもなければ、手垢がついたカンジもしない。聴く度に新たな発見がある。違う角度から見る(聴く)ことができる。最近こういうライブを見る(聴く)につけ、卓治のアーティストとしての底力を感じる。この男って、もしかして結構凄いヤツなのか?と。
 今回は新曲もありました。タイトルは「Looking For A Soulmate」。イメージとしては「ソウルメイトよ、君は今なにをしてる」みたいなカンジか?「紫の夜明け」の喧嘩別れじゃないバージョンか。え~、感動している人もいたけど私は「ようやく友人を信じられるようになったか(43歳で)」と思っちゃいました。逆に言うとそれまで信じ切れなかったとか、裏切られたとかだったんだよなコイツ、というか。ちょっと気恥ずかしい。
 アンコールは「NY NY」。これほど明るい「NY NY」は初めて聴いた。そんなに希望に溢れている状態なのか。ライブ全般を通しても非常に楽しそうだったし。インストアとかやって、自分が自分で思っている以上に愛されているのを実感でもしたのだろうか。なんとなく支えの位置にいるのが年下のスマイリーでなく、年上の中野さんだから安心感があるのか?でも私たちは「通」だかんね。おそらく卓治本人より。また2~3年したらアコギ1本で「NY NY」や「ソウルメイツ」を涙目で暗く演奏する日が来るのかも、とか、今から覚悟しています。私たちの予想を裏切ってね、卓治。

27日は同ツアーの「エピローグ」。私はムラから直行します。ああ・・・。
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