サスペンスではなく法廷劇。
ロジックの積み上げ方が
仏映画のバサバサとエピソードを切り替えていく作風に合あっていた。
2時間半で腰が痛くなったけど、キリキリしどおしで
見応えがあった。
オスカー脚本賞は大納得!
私は絶対フランスでは法を犯さないと誓う。
いや、どの国でも法は守るけど。
あんなにギチギチに責められるのはしんどい。
あちらも法服を着るんだ。
私服を出さないのが世界のルールなのかな。
裁判長をはじめ女性が多いなあ。
だからといって「女性ならではの」は特になく
粛々と職務を進めていく。
邦画にこういうタイプの女性が出るのはいつの日か。
女性が、夫のために故郷を離れたのに、
夫は自分の理想に届かなくて、
成功している妻に当たって、
は世界共通なのか。
このあたりは「映画だから」
「殺人事件かもしれないから」
とかは関係なく、すごく身近でリアルだった。
主役側の弁護士は、
佐々木蔵之介か十市くんに似てるかな。
犬は無事だった!
最後の息子の証言が偽証かもと疑って悪かった。