私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

なぜ嘉田代表は雲隠れが得意な小沢氏と組んだのか

2012年12月25日 23時14分05秒 | 政治

嘉田氏、小沢氏に不快感「連絡とれずお隠れに」

   24日に開かれた日本未来の党の両院議員総会で、嘉田代表の提案した人事案が了承されず、小沢一郎氏の共同代表就任を求める動議が可決されたことを受け、嘉田代表は24日深夜、「当事者である小沢一郎議員が欠席する中、強硬に採決された。非民主的な意思決定で代表として受け入れることはできない」との声明を発表した。

 嘉田代表は25日朝、滋賀県庁で取材に応じ、「小沢さんと連絡がとれず、お隠れになっている。共同代表になりたいのかどうか小沢さんの口から聞きたい」と述べ、不快感を示した。26日の特別国会で行われる首相指名選挙での党の対応については「自主投票になる」とした。

(2012年12月25日16時01分 読売新聞)


(引用終了)


 先の衆院選で落選した民主党の前議員は、野田総理が解散を来年まで引き延ばせば落選しなかったと思っていたかも知れないが、冗談は顔だけにしてもらいたい。民主党政権が続けば日本は滅びる恐れもあったことから、良識ある国民は解散総選挙を要求し、自民党からも民主党には政権担当能力はないとして同様な要求を繰り返していた訳であり、そして、遅きに逸した感があるが野田総理がようやく解散を決断し、さらに民主党が衆院選で壊滅的な大敗を期したことで、日本はギリギリのところで救われたのである。

   民主党の大敗とは対称的なのは自民党の大勝であり、26日には特別国会が召集され、安倍自民党総裁が内閣総理大臣に指名され、第二次安倍内閣が誕生する運びになった訳である。

   衆院選の前から新党の乱立と合流が相次いで何が何だか分からなくなっていたが、有権者は第3極と言われている日本維新の会や日本未来の党をほとんど支持せず、反対に大敗させたのは、両党とも元民主残党が逃げ込んでいることや、民主党と同様に寄せ集めの党であるから、そのうち分裂崩壊するとみなしていたからであろう。

 反原発を掲げている日本未来の党が分裂寸前の危機を迎えているそうであり、報道によれば、24日に行われた両院議員総会において、嘉田代表の提案した党副代表の阿部知子氏を共同代表に昇格させるなどの人事案を、小沢一郎氏が率いた旧「国民の生活が第一」の議員が了承せず、小沢氏を共同代表にするよう求める動議を提出して賛成多数で可決したとのことである。

 この両院議員総会に小沢氏は欠席したそうで、嘉田代表は「小沢さんと連絡がとれず、お隠れになっている。共同代表になりたいのかどうか小沢さんの口から聞きたい」と述べ、不快感を示したそうだが、東日本大震災の時にも、自分の選挙区が被害に遭っているのに雲隠れしていた小沢氏なのだからら、衆院選に惨敗したとなれば都合が悪くなるのは当然で、しばらくの間は得意な雲隠れをしたままではなかろうか。

 政治家というより政治屋であって、民主党政権誕生に多大な貢献をし、選挙に強いとまで言われていた小沢氏だが、日本未来の党で衆院選に挑んだものの、見事に惨敗した訳で、小沢氏の人相や今までの悪行からして惨敗は免れなかったにも関わらず、なぜ嘉田代表は小沢氏と組んだのは理解出来ない。

  嘉田代表の取るべき道は衆院選惨敗の責任を取って未来の党代表を辞任し、滋賀県知事としての職務に専念した方が良いだろう。知事と国政政党の代表を兼ねることなど無理であり、小沢氏は未来の党などもうどうでもいいとして共同代表など受ける訳はないのだから、後始末は元社民党政審会長の阿部知子氏に任せれば良いし、選挙の顔として小沢氏に利用されてしまったことを恥じるべきである。
(2012/12/25)


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2 コメント

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Unknown (春日部の父親)
2012-12-26 21:35:14
 毎度お邪魔致します。
 ただ今会社から帰宅いたしました。帰宅したらコメントをしようと思っていたら、早くも党内対立が修復不能状態になり阿部知子氏が記者会見で「成田離婚だ」と述べているらしいですが、亀井氏の離脱もあり、早くも公党の体をなしてないなら、おっしゃる通り解党するしか無いと思いますね。私は阿部知子氏が社民党時代に自身のHPで「阪神大震災の時に軍隊は国民を守らなかった」の暴言であっという間に炎上したものの自衛隊の皆様への謝罪が無かった事は今でも絶対に許せませんが、その阿部氏から見限られるなんてよほど終わり過ぎとしか言いようがありません。小沢氏も得意の雲隠れというよりも、嘉田代表のように国政に全く素人で見識のない人間に早々に見切りをつけたというところが本心でしょう。さすがにその辺の風の読み方に関しては鮮やかと、この点だけは感心します。
 滋賀県内で選挙運動中は「鉛筆持ったら未来の党」と叫びまくり、滋賀県民の皆さんが「滋賀の恥」と嘆いていたコメントがありましたが本当に同情する限りです。見境もなく原発反対を唱えれば支持が集まると考えているなら見識不足も尋常ではありません。そう言えば選挙前この方が設置したプログで「原発存続に賛成ですか?」というアンケートにあっという間に賛成が集中して炎上したという噂を聞き、私がそのプログを除いた時には既に「只今一時中断しております」とかの寒いサイトになっていたように記憶しています。もはや国民は無責任なマニュフェストには動じないという事です。
 さて、未来の党など本当に放っておいてもあと1週間程度で消滅してしまうような集団はさておき、安倍総理の新内閣に心から期待します。石原伸晃氏の環境省兼原発相は今一不安を感じますが、稲田朋美氏の入閣に非常に期待しています。稲田氏は長期間、徹底的に保守的な考えに徹し、「河野・村山・菅談話」の破棄を強調してきた救国の女史であります。韓国では女性大統領が当選したようですが、早くも「歴史は譲れない」と毎度おなじみの半世紀続いた反日思想の権化である事は全く変わらず、このような集団との友好などもはや絶望的です。地図で見ますと、ソウルから国境はほんの60キロほどで、例えるなら私の住まいの春日部から勤務先の渋谷に匹敵するほどの近距離です。その近距離に核兵器で恫喝する北朝鮮という脅威が現実にいるのに銅像をおったてて「慰安婦ゆすり」に邁進すれば国が持つと考えているなら真実のバカです。明日の朝日社説はどうせ安倍内閣批判一色でしょうが、何も恐れることはありません。来年こそ良い年にしたいものです。
  



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Unknown (forest(管理人))
2012-12-27 00:21:19
>春日部の父親さん

コメントありがとうございます。「成田離婚だ」と言っているのは阿部知子氏なくで嘉田代表のようですね。未来の党分裂は確実になったようで、亀井氏も離党しており、小沢氏も選挙の顔として嘉田代表を利用したものの、惨敗に終わったことから、もうどうでもいいと思っているでしょう。党を作っては壊していた小沢氏ですが、これで政治家として注目されることは二度とないと思っています。

阿部知子氏の阪神大震災の時の自衛隊に対する暴言は覚えています。確か「敢えて出動を遅らせた」とも言って批判を浴びましたが、謝罪しなかったようですね。

未来の党の脱原発のアンケートが原発賛成が増えると何度もリセットされ、最後はアンケートそのものが中止になったようです。選挙の結果をみても脱原発を掲げた党が支持されなかったのは脱原発は簡単に出来ることではないとする国民が多いことを物語るものです。

安倍内閣が発足しましたが、国民が期待していた内閣だとの印象を受けますし、市場も期待感を込めて反応しているようで、これで日本は救われたと言えますね。閣僚の中には不安を覚える方もいますが、入閣してほしい方が入閣していますので、良しとしましょう。

また偏向マスコミは安倍内閣批判を始めるでしょうが、それを見越して安倍総理には頑張って欲しいもので、国民も支えなければ日本はダメになるとの危機感を持つべきだと思っています。
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