私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

政界引退が石破氏と別れる理由となった鴨下氏だが

2021年08月06日 20時54分40秒 | 政治

「番頭」失う石破氏 険しさ増す総裁への道

2021/08/04

自民党の石破茂元幹事長の党総裁・首相への道のりが険しさを増している。石破氏が顧問を務める石破派(水月会、17人)の代表世話人を務め、過去4回の総裁選で石破氏を支えた番頭格の鴨下一郎元環境相が次期衆院選に出馬せず政界引退する意向を固めたためだ。石破派内では次期総裁選での不戦論も漏れる。

 「70歳を超えたら、次の選挙は出ないと以前から決めていた」

 鴨下氏は2日午後、石破派所属議員に電話し、72歳という年齢を理由に引退する考えを伝えた。派閥中堅は「昨年から鴨下氏の考えは決まっていた」と語る。鴨下氏は昨年10月、派閥会長を辞任した石破氏による後継指名を断った。このとき、「いつまでも石破氏の面倒をみられないから」と冗談めかして周囲に説明したという。

 鴨下氏は、過去の総裁選で3回、石破氏の推薦人代表を務めるなど陣営で中核的な役割を担い、厳しい戦いに臨む石破氏の精神的支柱だった。

 石破派は石破氏の辞任以降、山本有二元農林水産相や伊藤達也元金融担当相らベテランが派閥を休退会するなど勢いを失っている。鴨下氏が引退の考えを固めたことについて、同派幹部は「明鏡止水の心境(であること)は変わらない。政策勉強会としてやっていくだけだ」と述べるにとどめた。

 石破氏は国民的な人気は高いが、党所属国会議員の支持で広がりを欠く。党の厚生労働族の重鎮として一定の影響力を持つ鴨下氏が引退することは、石破氏にとって総裁選出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人集めが一層厳しくなったことを意味する。派閥中堅は「次の総裁選は石破派は『非武装中立』だろう」と述べ、石破氏を擁立せず菅義偉首相の再選に協力する考えもにじませた。(奥原慎平)
 (sankeibiz)
 
 写真:自民党石破派のパーティーで登壇する石破茂元幹事長(右から5人目)と派閥の議員ら=7月8日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

(引用終了)


 20年ほど前の話になるが、ある趣味の会の役員として、会報を作ったりして自分なりに一生懸命やっているつもりだったが、会のトップとの意見が次第に合わなくなって来た頃に、私をバカにするようなことを言われたことから、さすがの私も切れて諸般の事情と称して会を辞めたことがあった。喧嘩別れではなく、もう相手に出来ないとして静かに去ることにした訳だが、他の会員の方からは私が辞めたことを残念がる声があったようで、その後に会がどうなったか承知していないが、噂によれば多くの方が辞めてしまったと聞いている。
 
 会のトップは、ある分野で造詣が深いことから近づいて来る方も多いようだが、私のように離れて行く方も多いとのことで、確かに、私が役員だった時に感じたのは「自分ほど物知りは他にはいない」と平然とのたまうことから謙虚さが感じられず、これでは人望がないのは当然で、いくら物知りだとしても知っている知識はほんの僅かで、知らないことの方が遥かに多いのだから、もし知っていることであって敢えて知らないふりをして、相手を立てることが大事で、だからバカなふりをすることも謙虚さの一つだと思っている。
 
 この趣味の会のことを書いたのは、sankeibizに自民党の石破茂元幹事長が顧問を務める石破派(水月会、17人)の代表世話人を務め、過去4回の総裁選で石破氏を支えた番頭格の鴨下一郎元環境相が次期衆院選に出馬せず政界引退する意向を固めたと報じているからである。鴨下氏は72歳という年齢を理由に引退する考えのようで、また鴨下氏は昨年10月、派閥会長を辞任した石破氏による後継指名を断っているとのことで、このとき、「いつまでも石破氏の面倒をみられないから」と冗談めかして周囲に説明したという。
 
 鴨下氏が「いつまでも石破氏の面倒をみられないから」と言っているが冗談ではなく本心であれば私が趣味の会を辞めた理由と似ており、「他に親しい仲間がいるだろうから、後は適当にやって欲しい」と言っているようなもので、政界引退が石破氏と別れる理由となり、石破氏としても引き止める訳にもいかず、他に代表世話人のなりてを探す必要があるが。果たしてなりてがいるであろうか。
 
 鴨下氏は長年石破氏と接していて、その性格やものの考え方が分かっていたであろうし、おそらく支えるほど人物でないと見抜いていたことから、政界引退を機会に石破氏支持を止めることにしたのであろうが、それでも人望がないことで知られている石破氏を過去4回の総裁選で支えていた理由は何であろうか。石破氏を後ろから味方を撃つような批判を得意とし、自民党が野党に転落した時に、党の再建に取り組まず離党した過去がある裏切り者であるにも関わらずである。

 このsankeibizの記事の中に「石破氏は国民的な人気は高いが、党所属国会議員の支持で広がりを欠く」とあるが、世論調査の対象が自民党に批判的な方であれば確かに人気は高いようだし、偏向メディアも石破氏が次期総理候補として相応しいと報道するが、総理になる前に自民党総裁になる必要があるのに、自民党内では支持者が少ないとなれば総裁にも総理にもなれないのを石破氏は知らないようだ。
 
 偏向メディアが石破氏がを持ち上げていて、自民党にとどまっている時点で、総理総裁は無理であり、どうしても総理になりたいのであれば、離党して野党に行けば良いし、かって民主党が政権交代を成し遂げたことがあるのだから、野党に行った石破氏が手腕を発揮して再び自民党を野党に転落させれば、その功績から石破総理の誕生は夢ではないので、是非とも野党に行って頑張って欲しいものである。
(2021/08/06)


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2 コメント

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菅総理を「援護射撃」 (成田あいる)
2021-08-07 11:49:30
そうでなくてもこの会は、鴨下氏に会長就任を固辞されてからはそのポストが「空席」のままでした。
一度は代表世話人に就任したものの、わずか7ヶ月で政界引退では相当な決意でしょう。
「いつまでも石破氏の面倒をみられないから」という言葉は、冗談めかしてでも意味深でもあります。

山本有二氏も既に「休会」しており、水月会は次々と「戦線離脱」しているように思います。
「番頭」までも離脱では、既に「泥船」であり「空中分解」も遠い日ではないでしょう。
こういう現象は、崩壊していく組織に付きものです。
昨年の総裁選でも「2ケタ票数」で惨敗では、完全に「笛吹けど踊らず」です。
会内の人心は、とっくに石破氏から離れていると言って良いでしょう。
それにしても「石破氏を擁立せず菅義偉首相の再選に協力」では、あれだけ批判していた菅総理を「援護射撃」してしまいます(笑)
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>成田あいるさん (forest(管理人))
2021-08-09 18:27:28
コメントありがとうございます。石破派と言いながら石破氏がいない派閥とはおかしな話で、鴨下氏の政界引退に続いて、他の方も石破派を離れるでしょうから、そして誰もいなくなった石破派となることは間違いありません。

石破氏はなぜ人が寄って来ないのかを考えたことはないようで、政治家であれば有権者から支持されるような人望、人徳がなければならず、偉そうにしているだけではダメですし、有権者以外の政治家の仲間に対しても同じです。裏切りの過去があり、これからも、いつ裏切るか分からない石破氏に付いて行けば失望するだけだと思っていた方が良いでしょうね。
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