私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

共産党の勢力拡大を狙った1票の格差訴訟

2015年12月16日 20時41分54秒 | 裁判・事件

1票の格差 来夏参院選の事前差し止め却下 東京地裁

2015/12/14

 来年夏の参院選を人口に比例した定数配分をしないまま実施するのは憲法違反だとして、「1票の格差」訴訟に長年取り組む山口邦明弁護士らのグループが選挙の差し止めなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、訴え自体を不適法として却下した。山口弁護士らは控訴する方針。

 舘内比佐志裁判長は、選挙の効力に関しては選挙後に訴訟を起こせると公選法が定めていることから、事前の差し止め請求は認められないと指摘し、実質的な審理に入らなかった。

 同グループは2013年参院選と昨年の衆院選でも差し止め訴訟を起こしたが、いずれも却下されている。(共同)
(毎日新聞)

(引用終了)


 平成27年9月19日、平和安全法制関連2法が成立し、同30日に公布されたが、偏向マスコミは、同法は憲法違反だとして、反対する憲法学者をテレビや新聞に登場させ、世論誘導を図って何とか廃案に追い込もうとしていたものの、国民世論を変えるまでには至らなかった。

 国の安全を確固たるものにするための法案が憲法違反ならば、憲法の方がおかしいと言えるが、わが国の憲法学者の多くは憲法改正に消極的で、また現憲法を守ることでしか国は守れないと思っているようであり、国家国民を守る責任は政府にあり、憲法学者にある筈はない。いわゆる学者バカと言われるのは専門外のことは無知だからであり、わが国周辺の軍事情勢について憲法学者が知識を持っている訳はなく、憲法に関しては他の方より詳しいだけに過ぎず、にも関わらず偉そうに国の安全よりも憲法が大事だなどと言っているようでは国が滅びるだろう。

 弁護士も司法試験に合格しなければなれない訳で、法学者と言えるだろうが、最近の弁護士には奇行の持ち主が多いようであり、何でも憲法違反だとして訴訟を起こすケースは散見されるが、毎日新聞によれば、来年夏の参院選を人口に比例した定数配分をしないまま実施するのは憲法違反だとして、「1票の格差」訴訟に長年取り組む山口邦明弁護士らのグループが選挙の差し止めなどを求めた訴訟で、東京地裁は14日、訴え自体を不適法として却下したそうである。

 「1票の格差」訴訟を起こしている弁護士連中の顔ぶれはいつも同じようで、「またこいつらか」と思っている方もおられるだろうし、他に弁護士としての仕事がないのかと言いたくなる。一票の格差は減らすべきだとは思うが、完全に格差をなくすことは不可能であり、なぜかと言うと、人口少ない県から国に代表者を送り込めなくなってしまうからで、既に二県をまたいで合区となってしまった県もあり、これでは地方の声が国政にますます反映されなくなるだけではないか。

 それにして「1票の格差」が是正されない限り、選挙差し止めを要求するとはアホとしか言いようがないし、参議院議員は任期が6年で、3年ごとに半数が改選となり参院選が行われるのが決まっているので、それを訴訟によって差し止めることは憲法を否定するものだと言えるだろう。

 我々凡人と比べて司法試験に合格した優秀は弁護士ならば選挙差し止めなど出来ないことは分かっている筈だが、それでも「1票の格差」を巡って訴訟を繰り返している目的は人口の多い都市部の定員が増えることで、今までは落選していた政党の候補者でも当選圏内に入ることを狙っているとしか思えない。ほとんどの政党は定員が増えても共倒れを防ぐために複数の候補者を擁立しないであろうから、それで一番得をするのは政党と言えば日本共産党であり、だから「1票の格差」を巡って訴訟は共産党の勢力拡大を狙ったものではなかろうか。
(2015/12/16)


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2 コメント

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してはならない政治運動 (HAKASE(jnkt32))
2015-12-17 19:04:09
今晩は。「一票の格差」を巡る騒ぎは拙方も伺いました。
中心になっているのは、貴記事の通り一部の弁護士勢力
ですが、法曹人としてできる事は、一票較差が違憲か否
かとの判決を、裁判所から引き出す事までで、選挙無効
は政治運動に当り、立法の場で判断されるべきと心得ます。
その事さえも弁えずにかような運動を繰り広げるとは、
特定勢力に与していると見られても仕方がありませんね。
仰る様に、そうした主張を繰り返す向きは、日共などの
左派に近い立場の様です。この勢力は、死刑廃止や
現憲法37条などを盾に、凶悪犯を利する弁護活動を
行ったり、甚だ不愉快な反日行状が目立つのは、ご存
じの通りです。
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>HAKASE(jnkt32)さん (forest(管理人))
2015-12-19 20:07:24
コメントありがとうございます。「一票の格差」に登場する弁護士の顔ぶれがいつも同じなのはお笑いで、おそらく共産党の弁護士連中であることは間違いないでしょう。司法試験に受かると判事、検察官、弁護士のいずれかになる訳ですが、私が今まで見聞きした範囲で申し上げると、一番まともなのは検察官だと思っており、弁護士に関しては平然と嘘を付くように教唆する弁護士もいましたので、あまり信用していません。判事は法秩序を守るとの確固たる信念に欠ける面があり、容疑者にもっと強い態度を取った方が良いように思えます。思想的にも判事と弁護士は左傾している方が多いようですが、検察官にはそのような方は見聞きしたことはありません。
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