私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

小沢氏は裁判で潔白を証明する気がないらしい

2010年10月22日 22時15分49秒 | 民主党関連

起訴議決の執行停止を求めた民主・小沢元代表の即時抗告も棄却 東京高裁 地裁に続き…

2010.10.22 14:35

 民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、小沢氏が東京第5検察審査会の起訴議決の執行停止などを申し立てた問題で、東京高裁(西岡清一郎裁判長)は22日、小沢氏の即時抗告を棄却する決定をした。

 小沢氏の弁護団は「慎重な判断がなされなかったことは大変遺憾」としている。今後、最高裁に特別抗告するか判断する。

 小沢氏は15日に強制起訴手続きの差し止めなどを求めた行政訴訟を起こし、同時に起訴議決の執行停止や検察官役の指定弁護士選任の仮差し止めを申し立てていた。

 これに対し、東京地裁(川神裕裁判長)は18日、「議決は行政処分に当たらない。刑事訴訟法に基づいて刑事裁判の中で判断されるべきだ」などと指摘し却下。小沢氏は地裁の決定を不服として、21日に即時抗告していた。
(産経新聞) 

(引用終了)



 9月に実施された民主党代表選挙の際に、小沢一郎氏は心臓疾患を抱えていることから、代表に選任されて総理になったとしても、その重責を果たすことが出来るのかと言われていたが、小沢氏は「健康であり、心配ない」と言っていた記憶がある。

 代表選は、菅総理が勝利し、小沢氏は破れたことから総理になることが出来なかった訳だが、その小沢氏は政治資金規正法違反事件の容疑者として検察官の取調べを受けている身であり、同事件で一旦は不起訴になったものの、本年4月27日に東京第5検察審査会は起訴相当の議決をし、さらに10月4日に同様な議決がなされたことから強制起訴されることになったもので、既に報じられているとおりである。

 そのような状況から推察すれば、小沢氏は強制起訴されることを恐れて、総理になれば憲法上、訴追を免れることが出来るとして、代表選に立候補したとしか思えないが、それを口に出すことはないであろうし、また、代表選の際に検察審査会の判断がどうであれ「私は逃げません」と述べていた小沢氏だったが、強制起訴されることが決まってからの小沢氏は、まさに見苦しいと言うか往生際が悪いと言うか、起訴されないために逃げ回っているのだから呆れてものが言えない。  

 報道によれば、小沢氏は15日に強制起訴手続きの差し止めなどを求めた行政訴訟を起こし、同時に起訴議決の執行停止や検察官役の指定弁護士選任の仮差し止めを申し立てていたが、東京地裁(川神裕裁判長)は18日、「議決は行政処分に当たらない。刑事訴訟法に基づいて刑事裁判の中で判断されるべきだ」などと指摘し却下したことから、21日に即時抗告していたが、東京高裁(西岡清一郎裁判長)は22日、小沢氏の即時抗告を棄却する決定をしたとのことである。  

 小沢氏が「私は逃げません」と述べていたのは嘘だった訳で、この行政訴訟は「被告人になって裁判を受けたくないので、起訴を止めて欲しい」との裁判から逃げようとするものであり、これに対して裁判所が「刑事裁判の中で判断されるべきだ」としたのは当然で、要するに小沢氏が潔白を主張するならば、裁判の過程で、それを証明すれば良いことではないか。だが、起訴そのものを行政訴訟によって差し止めを求めてようとしているとなれば、裁判で潔白を証明する気がないことなり、国会の証人喚問にも応じず、「私は潔白だ」と言うだけでは、本当に潔白であるのか誰にも分からないからして、公開の裁判で決めてもらうしかないであろう。  

 この行政訴訟が認められず、強制起訴となった場合、小沢氏の次なる手口は持病の心臓病が悪化したとして入院するしかないが、前述したように、9月の民主党代表選挙の際に「健康であり、心配ない」と言っていた小沢氏であるからして、「今度は病気を理由に逃げた」と言われるだけで信用されないであろうし、証人喚問でも裁判でも出るところに出て身の潔白を証明する気もない卑怯な人間だと批判されることは間違いない。過ちを犯したら、潔く責任を取るべきであるにも関わらず、逃げ回っている小沢氏をいまだに支持している者を見ていると哀れとしか言いようがない。
(2010/10/22)


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4 コメント

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Unknown (金沢市25歳)
2010-10-23 12:44:16
鈴木ムネオは堂々としているのに小沢は沈黙し続けていて、やたら静かですね。
まあ、小沢は降ろすとして、国会は政策の話を中心にやってほしい気がします。
小沢叩きも船長釈放も民主党がやらかした犯罪の話ではあっても具体的な政策に繋がるような話ではなさそうです。
これは国会のトピックスのURLですが、およそ政策論争らしきものが見当たりません。国会というのは何をしているところなんでしょうか?
http://sankei.jp.msn.com/topics/politics/7461/plt7461-t.htm
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Unknown (forest(管理人))
2010-10-23 22:11:37
>金沢市25歳さん

コメントありがとうございます。「私は潔白だ」と言うだけでは、潔白が証明された訳ではなく、また不起訴になったから潔白だとして、強制起訴に怒っているのは不可解で、ならば、国会で説明すれば良い話です。

確かの小沢氏は今回の行政訴訟に関しても、マスコミへの露出も少ないようで、なぜ訴訟を起こしたのか説明すれば良いのに沈黙しているようでは疑惑は深まるばかりです。

小沢氏はもうダメでしょうが、民主党には政策はないのは何をしたら良いのか分からず、また、どうして良いのか分からない連中が集まっている政党であるからで、批判しているだけの野党の方が気楽だったと今になって思っていることでしょう。

リンク先の記事は仙谷由人官房長官の不適切な答弁について、会見で「ノーコメント」ばかり言って何も答えない件ですが、政権与党の官房長官とは思えませんし、確かに政策論争が国会で行われている様子はなく、民主党は政権与党として何をしているのかさっぱり見えてきませんね。
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Unknown (金沢市25歳)
2010-10-24 12:14:20
こちらこそいつも丁寧にお返事をして頂き、ありがとうございます。毎回、大変興味深く拝見させて頂いております。

僕の「国会というのは何をしているところなんでしょうか?」は、自民党への皮肉を込めた気持ちで書いた言葉です。
というのもリンクの「産経新聞の国会のトピックス」について・・・民主党もわけがわかりませんが、自民党も政策論争を避けているという気がしました。
どうやら「ねじれ国会」での与野党攻防の争点は「政治とカネ」らしいのですが、民主党と自民党のどっちが清潔なのか論争というのは、よくわからない話です。「政治とカネ」はどこの国のどこの政党でも散々付き物です。小沢が極めてブラックなのはその通りですが・・・。
相手のスキャンダルで騒ぎ立てて勝つのが悪いとは言いません。しかし、ハッキリ言って自民党からは、政策としてこれだ!というものを打ち出して勝とうという気持ちが感じられないのです。
政策を訴えない民主党から政策を訴えない自民党へチェンジ!すれば、それでいいのか?と不安に思ってしまいます。もちろん民主党は超絶最悪で自民党になればものすごくマトモになるとは思います。
そうは言っても、国民は自民党の中からたまたまいい総理大臣が出てくるのを待つしかないのでしょうか?
自民党は福田を総理にした政党だということを教訓にしなければ。
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Unknown (forest(管理人))
2010-10-25 19:52:01
>金沢市25歳さん

コメントありがとうございます。確かに自民党は衆院選で大敗した後遺症なのか、元気がなく、国会の様子を見ていても、民主党にのらりくらりと逃げられるだけで、野党としての追求が甘いと言えます。

与党のスキャンダルを追求するのも野党の仕事だとしても、それを前面に出して打ち負かそうとするだけでなく、政策で勝負するのが政党だと思いますが、ともかく、偏向マスコミが自民党に冷淡であり、国民は民主党とは異なる政策をなかなか知ることが出来ない状態であると言えます。

自民党が良いとは言えませんが、民主党よりましな政党だと思っており、ですが、偏向マスコミによって、民主党政権が続くように都合悪いことは敢えて報じない世論工作が行われているように感じます。

参院選で初当選した自民党の新人議員の中にも優秀な方がいるようで、片や民主党にはまともな議員はおらず、間違って議員になってしまったと言える連中ばかりです。

自民党が福田氏を総理総裁にしようした時に「その気なのか」と書いた記憶がありますが、あれは失敗でしたね。安倍総理の後が麻生総理であったならば良かったのにと今でも思っています。
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