私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

上田札幌市長は自衛隊嫌いではなかったのか

2007年01月19日 20時42分03秒 | 売国奴・反日日本人

  上田文雄札幌市長と言えば自衛隊が大嫌いなことで有名だが、昨年の雪祭りでは毎年行われていた自衛隊による協力を拒否したことから、大きな雪像が製作されず観光客が激減したため、それに懲りたのか、今年は一転して自衛隊に協力を求めたとのことで、北海道新聞によれば、18日に上田市長が大通会場を訪問し、雪像作りに取り組む自衛隊員や大雪像製作団のメンバーを「世界の皆さんを迎える準備を頑張ってください」と激励し、缶コーヒーを差し入れたとのことである。

 自衛隊が大嫌いならば意地でも頼まなければ良いのだが、次の市長選挙のために自らの信念を曲げた訳であり、缶コーヒーを差し入れた程度のことで、自衛隊の上田市長への不信感はなくなるとは思えない。

 上田市長は雪祭りが自衛隊の協力なしでは開催出来ないことが分かっていたのどうか知らないが、自らの信念を優先し、昨年は自衛隊を排除し、開催を強行してみたものの惨憺たる結果に終わったことから、これでは市民の市長への批判は相当あったのではないかと想像する。北海道の人であれば、いや北海道の人でなくとも雪祭りの雪像は自衛隊が作っている事くらいは知っているであろう。

 市議会でイラクへの自衛隊派遣に関し「慎重に判断する」ことを求める意見書案を可決したり、派遣された自衛隊員をテレビ電話を使い激励することを隊員の駐屯地がある各市長などは快諾したものの、上田市長一人だけが断るなど、自衛隊が大嫌いとの信念を持っているからこそ出来た訳であり、それが自分の得となれば大嫌いな筈の自衛隊に頭を下げ、差し入れまでしたと言うのだから話にならない。

 上田市長が自衛隊に嫌がらせをしたり、一転して次期市長選のためであることは見え見えだが、激励をしたとしても信頼関係が築けるとは思えず、上田氏が札幌市長である限り、自衛隊としても気持ち良く雪祭り支援は出来ないであろう。

 平成15年6月に市民ネットワーク推薦、民主、社民党支持で初当選をした上田札幌市長だが、このような政党の支持であるからして自衛隊側すれば友好的な市長とは考えていない事は確かであろう。

 12年前の阪神大震災の際、自衛隊が大嫌いな知事であったため、その信念を貫くことを優先して災害派遣要請が遅れ、多くの犠牲者を出したことは記憶に新しいが、革新系が首長になっている自治体でも災害はあるだろうし、自衛隊に支援を要請するような行事などもあるかも知れない。だが「自衛隊は憲法違反」との信念を持っていて、一切の関わりを拒否する首長があるとすれば、それはそれで良いであろう。雪祭りにおいても、その上田市長の信念に賛同する市民らが自衛隊の参加を拒否し、何とか自分達で雪像を作るのが筋ではないのか。
(2007/01/19)

この記事は「今日のコラム」
「上田札幌市長は自衛隊嫌いではなかったのか」
としてHPに掲載されていたものです。


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