私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支那に主導権をとらせなかった小泉総理

2005年12月15日 10時41分57秒 | 政治
   マレーシアのクアラルンプールで開催されたASEANプラス3、東アジア首脳会議(サミット)など一連の国際会議が閉幕したが、支那の温家宝首相は小泉総理の靖国神社参拝をわざわざ取り上げて「アジア人民の感情を傷つけた」と日本を非難した。感情が傷ついているかどうか知らないが、追悼施設への参拝と言う純粋な日本国内での出来事に、誰かがご注進するようで、その都度に反応して非難するのは支那と韓国だけであり、もういい加減にしたらどうかと言いたくなる。

 小泉総理が「(靖国神社参拝という)一つの問題で首脳会談を開けないのは理解できない」と支那を批判したのは、この会議が支那の主導で行われないように牽制したものであろうが、人民日報によれば温首相が「中国は、東アジア地域で支配的な地位を追求することは絶対にあり得ない。中国の発展は、何人をも妨害せず、いかなる国を脅かすこともない。安定し開放された繁栄した中国は、地域と世界の平和の保護や、人類の共同発展の促進に、必ず大きく貢献するだろう。」と述べているそうである。

 支那が、温首相の述べたように東アジア地域において平和な国家として貢献すると言うならば立派なことだが、言っていることと、やっていることが全く正反対であり、建国以来、周辺国に侵入を繰り返して勝手に自国領土に編入し、「世界はすべて支那の領土だ」として、侵略行為を行ってきたではないか。このような嘘を平然とついて何ら恥じることはないのは共産主義者の特徴であり、現に支那から領土を強奪されたことがあるASEAN諸国の首脳らは「支那がまた嘘をついている」と思ったことであろう。

 靖国参拝問題と言うありもしない問題を支那が執拗に取り上げ、日本非難をしようとしたが、小泉総理が「心の問題であり、これを批判することはいまだに理解できない」と重ねて反論したことは大変良かったと思う。ASEAN諸国の中には日本と支那、韓国の関係が良くないことを懸念する向きがあるが、ここで支那に靖国参拝中止を表明して譲歩することなれば、支那の急激な軍事力の増強を背景にした東アジア地域での覇権に対抗出来なくなることが懸念されることから、支那の口先だけの平和攻勢に騙されないようにとの旨を説明すればASEAN諸国も理解するのではあるまいか。

 民主党の前原代表も、支那の軍事的脅威を言明したところ、支那の要人との会談が実現しなかったが、これでは支那の事を少しでも非難すれば会談すら出来ない訳である。小泉総理が靖国参拝を中止すれば、他のほとんどの問題が解決するとの声もあったが、その他の問題を解決するための会談が、支那の事を少しでも非難した者ではダメとなると、友好的な交流とか言われて騙され毎年のように支那に参拝に行けるような支那様に逆らって来なかった者しか会談が出来なくなる。

 支那や韓国との首脳会談は行わないより、行った方が良いであろうが、靖国参拝を理由に支那、韓国が拒否するならば仕方ない。日本の方から譲歩する話ではないし、新追悼施設を建設したとしても解決することはない。

 小泉総理が靖国参拝に関して支那、韓国を非難したこと。前原代表が支那の軍事増強は脅威であるとの認識を示したことは全く正しい。今日まで、なぜか特定アジア諸国に対してだけは「刺激してはいけない」として、その理不尽な要求にも屈し、反論もして来なかったことから、このままでは侵略国家支那の野望が実現されてしまうとの危機感もあることから、ようやく攻勢に出たものと理解する。

 この時期になっても、未だに支那との対立を煽るものだと批判する者は、支那の代弁者として訪問すれば歓迎されるであろうが、日本の国会議員であるならば支那の東アジアにおける覇権を許さないために行動し、発言すべきであり、その野望に加担するような発言は厳に慎むべきである。
(2005/12/15)

この記事は「今日のコラム」
「支那に主導権をとらせなかった小泉総理」
としてHPに掲載されていたものです。


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