2021/07/08
自民党の石破茂元幹事長は顧問を務める石破派のパーティーで、政治家には「公平無私」の心構えが必須だと説いた。「『あいつ、自分のことを考えていないよね』と思ってもらえることが大事だ。国民に正面から語れば、日本人の英知は(課題を)乗り越える」と語った。一方、自身の総裁選への態度には触どこに行くのかはわからないが小沢とつるみそうれなかった。
昨年10月に派閥会長を退いて以降、明るい話題は乏しい。山本有二元農林水産相、伊藤達也元金融担当相ら側近は派閥を休退会した。
衆院選後はさらに派閥が縮小しかねない。後藤田正純、福山守両衆院議員は徳島1区に出馬する構えで、2人がともに当選する保証はない。党の規定により、比例での重複立候補が困難なメンバーもいる。
石破氏はメディア露出の機会が減った。先の都議選では精力的に党公認候補の応援に駆け付けたが、集客力の陰りは否めなかった。派内には次の総裁選で石破氏への支援を明言できないと漏らす議員もいる。こうした状況を踏まえてか、石破派関係者は「石破派のパーティーは今回が最後かもしれない」と漏らした。(奥原慎平)
(産経新聞)
写真:石破派「水月会」のセミナーで講演する、自民党の石破茂氏=8日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)
(引用終了)
毎年11月中旬から12月中旬の間は、知り合いの農家の方から頼まれて柑橘類の収穫を手伝っているが、また農協が募集したアルバイトの方も何人か来るので、何度も来ている方と親しくなって、世間話をしたり、休憩時間のお茶が楽しみになっている。ほとんどの方が定年退職した方で、かって何の仕事をしていたのか尋ねることはないが、どのような仕事であっても、今は柑橘類の収穫のアルバイトの来ているのだから、かって仕事は関係ない思っているのか話題になることはない。
知り合いの農家の方の話によると、今まで、アルバイトには色々な方が来ていたが、その中で一番使えないのは部下が何人もいた企業などで幹部だった方だそうであり、なぜかと言うと過去の栄光を未だに引きずっていて、頭を下げることを知らずに偉そうな態度を取り、加えて体を動かさないので、他のアルバイトの方とも上手く行かないことが多いらしく、要するに謙虚さがないことから、またアルバイトを頼みたいとは思わないと言っていた。
人は謙虚を失ってはならず、仮に知っていることでも知らないふりをして「是非教えて下さい」と相手を立てることも必要であり、要するにバカになれるかなれないかで、その人の価値が決まると言われているからだが、よって人から「人望がある」と言われていなければ人は寄って来ないし、反対に逃げて行くだけで、人の上に立つ資格も資質もないのである。
さて産経新聞によれば、自民党の石破茂元幹事長は顧問を務める石破派のパーティーで、政治家には「公平無私」の心構えが必須だと説いたものの、派内には次の総裁選で石破氏への支援を明言できないと漏らす議員もおり、こうした状況を踏まえてか、石破派関係者は「石破派のパーティーは今回が最後かもしれない」と漏らしたと報じられている。
石破氏の人望のなさが、石破派のメンバー増加を妨げているのであり、後ろから味方を撃つような批判を繰り返しておきながら、自民党総裁選に何度も出るなど不可解な行動も目立つからで、また偏向メディアや野党からの評判が良いことも自民党の議員らしくないとの声もあるようだ。かって、自民党が野党に転落した際に見切りをつけて離党し、その後出戻っている裏切り者となれば、また裏切る恐れがあるからで、人望のなさに加えて裏切りの過去があれば、石破氏に寄って来る者などいないだろう。
偏向メディアからの出演依頼が多かったことも石破氏を勘違いさせた訳で、自民党総裁選なのだから、党内での評判が良くないと支持されないにも関わらず、偏向メディアが持ち上げてくれるから安心していたのかと言いたくなる。自民党が野党に転落しても、離党せず、谷垣氏のように総裁を引き受けて自民党の立て直しをしたならばまだしも、総裁になれても総理にはなれないとなれば、総裁選にも出なかったのが石破氏であり、これでは人望のなさだけでなく、「さすが裏切り者だ」と言われていたのではあるまいか。
自民党で居場所がなくなっている石破氏だが、かって離党したことがあるから離党は得意なのだから、元自民党議員である小沢一郎氏がいる立憲民主党が相応しいし、小沢氏はじめ立憲民主党の連中も歓迎してくれるであろう。人を批判したからとしても、その人が評価される訳ではなく「ならば、お前はどうなんだ」と言われるだけであり、誰とは言わないが、立憲民主党には批判が得意だけで人望がない議員がいるが、そのような議員と一緒に政府非難を続けることが石破氏らしいと言えるし、おそらく偏向メディアの後押しもあるだろう。
(2021/07/10)
その後も菅総理や自民党について、言いたい放題の批判をしてきました。
一方で「国会議員会食自粛令」が出た直後に「ふぐ会食」と、政治以外の面で話題になった感もあります。
派閥内で有力メンバーが休退会、その他も出馬しても当選する保証はないでは、「お先真っ暗」でしかありません。
応援に駆け付けても「客寄せパンダ」にすらなれず、派閥内で人心離れている状況では、「空中分解」が目に見えています。
石破氏はテレ朝の番組で、杉村太蔵氏に「野党を束ねる考え方はないのでしょうか?」と問われました。
同氏は「それはない。むしろそういう自民党にするのが私の仕事だ」と回答しました。
でも、「そういう自民党」にすらできず、むしろ足を引っ張っているのが石破氏なのであります。
何しろその人望のなさは、昨年の総裁選の投票数からも明らかです。
これも石破氏の、野党と同じで「批判ばっかり」が招いた結果だと思います。
いくら氏が「『公平無私』の心構えが必要」と説いてみても、「笛吹けど踊らず」と化しています。
国民民主は連合とのみ政策協定する方針を固め、立憲民主には批判し距離を置き始めているようです。
こういう状況の立憲民主に移籍すれば、むしろ歓迎してくれるのではないでしょうか。
自民党批判が得意ならば、なにも自民党にいることはなく、立憲民主党に行けば思う存分出来るので、是非そうして欲しいものです。もう石破氏の総理総裁はなく、仲間も離れて行くでしょうね。