前原氏「敵基地攻撃能力は必要」
民主党の前原誠司副代表は１２日のフジテレビ番組で、北朝鮮ミサイル発射を受け浮上している敵基地攻撃能力の保有論について「やられたらやり返す能力を持つことは憲法上許されている。米国にばかり依存して日本自身が対処する能力を持てないのはおかしい」と述べ、必要性をあらためて強調した。
一方、自民党の石原伸晃幹事長代理は「日本が相手国を攻撃できる武器を持てば、日米関係は大きく変質する。アジアの国々の反発も大きい」と否定的な考えを示した。
敵基地攻撃能力保有は前原氏の持論。２００３年３月の衆院安全保障委員会で、当時の石破茂防衛庁長官から「検討に値する」との答弁を引き出した。（共同）
［日刊スポーツ 2009年4月12日11時21分］
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北朝鮮が日本列島上空を越えて弾道ミサイル発射させたことを受けて、自民党内では、発射基地への先制攻撃を想定した自衛隊の「敵基地攻撃能力」を保有すべきかどうかについて議論を開始する方向になっているようである。確か3年前に同じく北朝鮮が弾道ミサイルを発射した時にも、政府・自民党内で研究の必要性を指摘する声が相次いだと報じられていた記憶があり、具体的には発射基地への先制攻撃が可能な長射程精密誘導弾の研究開発などが検討されたが、なぜか公明党が反対したことから、以後検討もされなかったようだ。
そして、今回の「テポドン２号」改良型が発射されたとなれば、再び敵基地攻撃能力の保有論が出て来るのは当然と言えるし、むしろ国家国民をいかにして守るかを真剣に考えている政治家であれば出ない方がおかしいのであって、にも関わらず、わが国の防衛政策となっている専守防衛の原則から外れる恐れがあるなどとする慎重論を唱える方が未だにいるとなれば、自衛隊は領土領海領空の範囲内で戦うことを強いられる訳であり、これでは国民に被害が及ぶ可能性は高いと言えるだろう。
ところで、１２日のフジテレビの番組に出演した民主党の前原誠司副代表が 「やられたらやり返す能力を持つことは憲法上許されている。 米国にばかり依存して日本自身が対処する能力を持てないのはおかしい」と述べて敵基地攻撃能力の保有の必要性を述べたことに対し、自民党の石原伸晃幹事長代理は「日本が相手国を攻撃できる武器を持てば、 日米関係は大きく変質する。アジアの国々の反発も大きい」と否定的な考えを示したそうだが、どちらが国家国民をいかにして守るかを真剣に考えている政治家であるか言うまでもない。
自国の防衛のために必要な武器を保有するのは、攻撃を仕掛けてくる可能性がある周辺国などの軍事力を勘案するのは当然のことで、石原氏のような他国が反発する恐れがあるとして、必要な武器さえも保有しないとの考えは理解できず、前原氏の「やられたらやり返す能力」とは抑止力として保有することであり、この考えの方が正しいと言える。
石原氏が述べている日本が敵基地攻撃能力の保有したことで反発する「アジアの国々」とは具体的にどの国を指すのか教えて欲しいものだが、国家国民をいかにして守るかに関して、他国に配慮することもないし、日本を敵国視している国ならば反発するに決まっており、それを一々気にする必要があるのか。
偏向マスコミも同様だが、「アジアの国々」と言えば、支那と朝鮮半島のことを指すのであろうが、反発を気にしすぎるのはおかしな話であり、特定アジアとも言われている支那と朝鮮半島以外に多くのアジア諸国があるが、日本との関係が特に悪い訳ではない。世界で最も嫌われている民族と言えば支那と朝鮮人であろうが、その嫌われ民族の住む国が隣国同士になっているのは日本の不幸であり、であるから、日本は特定アジアから嫌われれば嫌われるほど良い国になっていくと思うし、むしろ反発を招いたことを普通の国になるために効果があったとして評価した方が良いであろう。
（2009/04/13）
議論のチャンスを逸するのは石原伸晃氏の様な存在が有るからでしょうね。これに関しては前原氏の説がごく自然であって、石原氏はウケ狙いなのかどうか知りませんが、こういう議員が自民党の中にも少なくないと言うのが日本の保守政党はどうなったんだと言われる所以でしょう。
前原氏所属の民主党がまともかと言えば、民主の中では前原氏の考え方はごく少数で大半が九条真理教ですから話になりませんが、折角の議論のチャンスを台無しにした石原氏ははっきり言って最悪だし、政権政党としての立場でこの発言とは情けない。
フジテレビの報道はどちらかと言うと腐ったマスコミ界の中でも、まぁ多少はまともな方だと思っていますが、石原氏と前原氏の組み合わせは、そうと解っていてのバランスを考えてのセッティングをしたつもりなのかも知れませんね。
いまこの時期にしっかりした議論をしなくて何時やるというのでしょう。
父君の教育失敗ですな┐(´д｀)┌ ヤレヤレ
こいつエロ拓派所属議員。やっぱり総理の器なんかではないわ！
北朝鮮がテポドン発射し、日本列島を飛び越えたにも関わらず、その北朝鮮の反発があるからとして、敵基地攻撃能力は必要性について論議もしないと言うのでは、ではどのようになったら論議をするのかと言いたいですね。
論議を開始しても、実際にその能力を保有することが決まり、予算化されるまでは何年も先のことですから、その間に、再び今回のようなことがあり、もし、核搭載であることが分かった場合に論議をしておけば良かったでは遅い訳で、東アジアの情勢を考えると、今の防衛力ではあまりにも少ないと言えますし、米国は自国に被害が及ぶ恐れがなければ迎撃しないと言っていましたが、これは日本に落ちることが分かっても、迎撃しないでと言うことで自分の国は自分で守るしかない訳です。
石原伸晃氏の考えは「今のままで良い」と言っている訳で、素人の私でさえ、敵基地攻撃能力を備えた防衛力の増強を図らないと抑止力にならないと思っているのに、政治家が特ア国に気を使うことが必要との認識では話になりません。
コメントありがとうございます。日米関係は大事ですが、石原氏には自分の国は自分で守るとの認識がないようで、その点、前原氏の考えは現実的ですが、売国政党である民主党では多数意見となることはないでしょう。小沢代表の「第7艦隊で十分」との意見と同じように石原氏
も、とても総理になるような資質はないと言えるでしょう。
コメントありがとうございます。親子でも考え方が違いがあるのは珍しいことではないですし、国防は最大の福祉であり、そのために隣国との関係を一々考える必要はない筈ですが、にも関わらず、反発の恐れがあるから刺激的なことはしないとなれば自衛隊を保有する意味もなく、まさに税金の無駄遣いです。抑止力となりうる防衛力を保有してこそ、国家国民を守れる訳で、発射基地を叩く以外に方法がないとした時に、それが可能である武器をあらかじめ保有していなればならない訳で、今のままでは自衛隊は片道特攻しか攻撃方法はなく、石原氏はそれが分かっているのでしょうかね。
軍事力を保有する最大の理由は、戦争の抑止のためであり、日本に手を出すと痛い目にあうぞと言うことを外国に示すことが必要で、脅威にもならない軍事力ではダメだと言うことです。まあ自民党内にも、おかしな認識を示す議員はいますが、山拓の手下ならば、「はあ？」と言いたくなるようなことを言ったとしても驚きませんし、総裁選に立候補した石原氏ですが、これで総理になるような器でないことがはっきりしたと言えるでしょうね。
コメントありがとうございます。石原氏は日本に向けて核ミサイルの照準を合わせている国があることを無視しており、日本としてみればは反発したくなるのは当然ですが、それに対抗して、敵基地攻撃能力を保有することは核ミサイルの照準を合わせている国からの反発を招くからダメとの考えは、精神的におかしいと思うし、日本の政治家ではないと言いたくなり、ですから総理になることなど考えて欲しくないもので、まさに日本の不幸につながります。