以前は「いつもの小山さんとは違う音」で
出演者が奏でる音もそれぞれ個性的で
そこに面白みを感じていたけど、
今回はものすごく一体感があった。
新しい、でもずっと聞いてきたような
「知っている」と錯覚するような音。
なんというのか、「正解」?
この曲なら、この音、このアレンジ、そうだよね、
と、ものすごく納得でき、
メンバーの個性の発現より、
曲の高みを目指すことにシフトした、というのかな。
小山さんのゲスト感もなくなり
自然に、このメンバーの中で、真ん中の位置。
これが白浜さんのプロデュース力。
歌も演奏も良かったけど、MCの中で
小山さんの「渋滞のニュース。客が離れていく」や
白浜さんの「あと10kg痩せたら」など
客を掴む、売れる、見せる、部分の
ガツガツした気持ちが伝わってくるのが良かった。
そういうのって、アーティストの色気だよね。