とても良かった!
日本画、洋画、下絵、鉛筆ラフ、スケッチ、
たくさんの作品があった。
妖艶、幽玄、写実、生々しさ、
たくさんの要素が詰まっている。
スクラップブックも、どこに興味があるか、
頭の中を覗いているようだった。
女性の水着姿やヌードも、
骨格、肉付き、ポーズを、
まず見ているのがわかる。
自身が女形になった写真もあるけど
「女性の姿になる」のもさることながら
型に興味があったんじゃないかな、と思う。
解説の中に、
「画家として大成するという枠に拘らず自由な創作を」
みたいなことが書かれていた。
そういう、人間としてのスケールの大きさを感じた。
多才な人だったんだな。
考証や美術を務めた映画作品の衣装展示なども。
「旗本退屈男」の衣装が!
本物が!
目の前に!
モノクロで映えるよう、大胆なデザインながら、品がある。
東映、松竹、大映に関わったみたい。
5社協定中も外部スタッフなら関係ないのかな?
着付け解説の映像に写っていた
「かたつむり」と書かれた段ボール箱が気になった。
なにが入っていたんだ?
展示室からショップに行く通路も素敵でした。
このあたりは撮影可。