きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

花組千秋楽中継(7/4)

2021年07月05日 | 宝塚(花組)
ロケットの途中から配信視聴開始。
電車の中、駅から家までの道、帰宅してから。
どこでも見られる配信、便利。

華ちゃんのサヨナラショーと
皆さんの挨拶をリアタイしたかったので
かなり後半らしか見られませんでしたが
それでも、見て良かった!
皆さんの挨拶に泣きました。

華ちゃんが可愛かった!!

デュエダンのあと、
カレーが拳を出し、
華ちゃんが応えて拳をこっつん。
それだけでも泣けるのに、
銀橋の真ん中で華ちゃんに客席に挨拶を促した、
カレーの相手役への大きな愛情にさらに泣いちゃったよ!
挨拶の機会を与え、
会場の拍手を彼女にだけ、捧げられるように配慮。
ありがとう。


最後のカテコで華ちゃんを呼び出したあとのカレーは
告白待ちだったのでは?
「愛してます!」って言われたかったのでは?
期待してたよね。
なんとも言えない間が可愛かった。
いいコンビだったわ。
1作だけでも華ちゃんが先にトップになったから
カレーも頼もしいところがあっただろうな。

華ちゃんは、芝居やショーでは堂々としているけど
相手役、男役と向き合うときは控えめ。
それは遠慮して一歩引く、のではなく、相手を立てる。
その姿勢がとても「宝塚娘役」らしかった。
そして、カレーが愛情を注いだこともあるけれど
愛情を身に受けて、愛情に包まれて、輝いていた。
「愛されている幸福」の具現化で
見ているこちらまで幸せでした。
そんな華ちゃんを見ていると、
カレーの大きな愛情、懐の広さも感じられました。


あきらがもういないのが寂しい。
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「HOPE JAPAN 2021」(ボレロ:柄本弾)/東京バレエ団

2021年07月05日 | バレエ・ダンス

『ギリシャの踊り』
2人の若者:池本祥真、昂師吏功
パ・ド・ドゥ:秋山瑛、大塚卓
ハサピコ:上野水香、ブラウリオ・アルバレス       
ソロ:樋口祐輝
パ・ド・セット:
 中川美雪、涌田美紀、金子仁美、中沢惠理子
 上田実歩、安西くるみ、瓜生遙花

今日は4階サイド席で斜めから舞台を見るかんじで
良い意味で最初と最後が混沌となっていて面白いビジュアル。
ソロの樋口さんは昨日の弾君ほどベジャールではないけれど
そのぶん体当たりのエネルギーがかんじらて、作品にはあっている。
金子さんが舞台にいるのを確認。まずは一安心。
若者二人もはつらつとしていて良かった。
秋山さんと大塚さんは会話をしているような踊り。
水香ちゃんはアルバレス君をリード。頼もしい。

時期によっては明るいけど日本の海、ってときがあるけど、
昨日今日はわりとギリシャっぽい。


『舞楽』
宮川新大
伝田陽美、三雲友里加、鳥海創、後藤健太朗

昨日は知ったビジュアルでなく、
頭がついていかないうちに終わった。
今日は黛さんの音楽と踊りのシンクロを楽しんだ。
とてもシンプルな作品だったんだな。


『ロミオとジュリエット』
パ・ド・ドゥ
ジュリエット:足立真里亜
ロミオ:秋元康臣

秋元さんはどうしてもロシアバレエテイストで
ベジャールになりきれてないけど、
それがかえってハイブリッド的。
昨日はジュリエット視点、今日はロミオ視点。
どちらルートでも最後は悲劇。
対立する一族に死人が出る。
死がすべてを飲み込む。


『ボレロ』
メロディ:柄本弾
リズム:樋口祐輝、玉川貴博、和田康佑、岡﨑司

男性だけのボレロは一体感があるね。
物語は特に連想せず、
弾くんの内側からエネルギーが放出されて
周りを巻き込んでいくイメージ。
メロディとリズム、この言葉がとてもしっくりくる。
ペース配分もちゃんとコントロールできていた


なんとなくだけど、大塚さんを見てると岸本さんを連想する。
ベジャール言語のしっくり感とか、
佇むだけでも存在感があるとか。
男性ダンサーは踊り出して跳んでから、になる場合もあるけど、
大塚さんはその前から舞台にしっかりいる。
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「ヒノマルソウル」

2021年07月04日 | 映画
長野五輪スキージャンプ戦の裏側の話。
前半は怪我で戦線を離れた西方選手の試合復帰まで、
後半は彼を中心とするテストジャンパーの話。
綺麗事だけでなく、原田選手のジャンプ失敗を祈るなど、
赤裸々な感情もちゃんと描いていた。

テストジャンパー25人の成功があったからこその金メダルだったんだなあ。
そういえばTV画面が白かった記憶。

原田選手役がとても似ていた。
リレハンメル後、原田選手の実家には
非国民と罵る電話や落書きがあった話を知っていると、
彼側の苦悩もよくわかってとても辛い。

映画の作りとしては、ここで盛り上げて、の段取りが見えすぎて、
TV特番でも良い気もする。
万感の思いを込めた握り拳のアップ」とかは、
TVの演出だろう、と思うときが。
オリンピックのスキージャンプに女は出られないから、
も、なんだかよく見る場面で。
もうちょい、この話だからこその場面にならなかったかな。
(女性はこういう時でないとオリンピックで跳べない。
 その悔しさはわかるけど、見せ方が上手くないというか。
 その後、女子ジャンプは、のナレーションが来るよな、
 という流れが読めすぎ)

それでも、田中圭をはじめ役者の演技は良かったので、
お金を払った価値はあった。
98年の長野五輪の記憶がある人は見て損なしです。

古田さんが普通の人で、
いろんな意味で、仕事を選ばない人だなあ、と思いました。
原田選手の4年間が伝わる芝居とか、やっぱり上手い。
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7/3めも

2021年07月03日 | 小山卓治




江口さんと信夫さんがサポートに入る贅沢な回。
豊かな音に全身で浸かりました。

この前の新宿御苑とは違うセトリ。
On The Build'はこちらで信夫さんと歌うためにとっておいたのか!

今日はギターも歌声もキレキレでした。

骨太な江口さんのギターに、陽気な信夫さんのピアノは、
これまた面白い化学反応があって。
音の厚み、かな、
やっぱり、豊か、が一番しっくりかな。
二人だから二倍じゃなく、
二乗になるような?
そんな二人の音に乗って
小山さんの歌声も力強かった。

歌えない客席も熱かったね。
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「HOPE JAPAN 2021」(ボレロ:上野水香)/東京バレエ団

2021年07月03日 | バレエ・ダンス

『ギリシャの踊り』
2人の若者:岡崎隼也、井福俊太郎
パ・ド・ドゥ:沖香菜子、樋口祐輝
ハサピコ:伝田陽美、宮川新大              
ソロ:柄本弾
パ・ド・セット:
 二瓶加奈子、三雲友里加、加藤くるみ、
 足立真里亜、髙浦由美子、工桃子、長谷川琴音

初日は5階正面席。
群舞が綺麗に見えました。
ギリシャは美しい。
皆さん綺麗に音楽に乗っている。
久々とは思えないぐらい踊りが身体に入っている。
ベジャールに直接指導してもらったダンサーが
まだ団内にいるのは強いね。
その中でも特に弾くんはベジャールを踊り慣れているため、
身体にブレがない。
キレキレの踊りだった。


『舞楽』
池本祥真
伝田陽美、三雲友里加、鳥海創、後藤健太朗

「舞楽」は初演に戻したとのこと。
アメフト選手も巫女さんもいないと別作品みたいだ。
黛さんの音楽とマッチしていた。


『ロミオとジュリエット』
パ・ド・ドゥ
ジュリエット:秋山瑛
ロミオ:大塚卓


初々しい恋人たちと、対立する人々の死。
とてもドラマティックだった。
秋山さんは可愛い


『ボレロ』
メロディ:上野水香
リズム:樋口祐輝、玉川貴博、和田康佑、岡﨑司

水香ちゃんは雄々しかった。
一人で戦っていて、
その背中を見た者が続くかんじ。
引き込む、ではなく、自発的についていく。
カリスマに酔ってではなく、
自分の意思で、責任を果たしに行くような、そんなかんじ。
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「Arc アーク」

2021年07月03日 | 映画


エンバーミングの発展系技術から不老不死の世界へ。

導入部は説明が足りないのにコンテダンスを織り込み迷走気味。
後半からは面白かった。
開発されたアレは老化を防ぐものだから、
老化由来の病気は防げても、それ以外では死ぬんじゃ?
不死はJARO案件。

それでも、時間は戻せないから、
いつ不老を選ぶのかは難しいだろうな、と。
まわりは拒否するというから自分もそうしたら
取り残されちゃったお爺ちゃんか哀れ。
老化防止は、一旦中止し、また再開とかできるのかなあ。
若すぎるときに老化が止まった麒麟を思い出す。

社会的格差があれば一生続くのかなあ。
それも辛いなあ。
この手の話でよく思い出すのが映画版999のメーテルの言葉。
「永遠の苦しみもくださったわ」

真ん中あたりで面白くなったのは
そこから出てきた役者の演技力によるもの?

入居希望者とかの喋りが素人っぽいわざとらしさで
自然体を狙っているところとか、
未来の場面なのに敢えて昭和の街並みを使うとかが
邦画らしいあざとさで苦手。
「夏への扉」はその辺が無くて見やすかったな。

絵として見せるためには仕方ないんだろうけど、
プラスチック処理の現代ミイラが若い人ばかりなのがねー。
「黒蜥蜴」は趣味で美しい人ばかり選んだんだけど。
ポージングということは、アレを自宅に飾るのかな?


「デイモスの花嫁」で、
不老不死を願ったけど半分しか叶えられず、
老人の姿で不死、という話があったよね。
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「ゴジラvsコング」

2021年07月02日 | 映画


戦いの舞台、後半は香港の中環。
私のセントラルが!
中国銀行のナイフ型ビルが!
御社ーっ!

コングはグーパン、ゴジラは張り手。
ゴジラ×コング。ゴジラは左。

見る前はシリアスな話を想像し、
日本人として神たるゴジラがサルに負けるのが我慢ならんけど
アメリカ映画でコングが負けるのもどうか、
など、ぐるぐるしていましたが
蓋を開けたら
東映まんがまつり

でした。
あの手の映画で「vs」がついても
実際は殆ど戦わないでしょ。
むしろ共闘でしょう。
それと同じ!
スターを揃えてのお祭り映画!
今回も共通の敵が出てきます。
メカゴジラ
です。
まさか、ここで、、、
頭が3つのギドラはお互いの意思疎通を
テレパシーでしているんだって。
で、骨だけになったギドラの頭にもそのシステムが残っていて
メカゴジラを操縦するのに使うだって。
なんじゃ、そりゃ!だけど
メカゴジラぐらいじゃないと
最強の二人のタッグに対抗できないよね。
細かいことは、いいんだよ!

人間同士のドラマとか
コングの先祖が地下空洞でなにを?
とかは、まあ、どうでもいいかな。
いいよね。

今日は大雨で、いつものクマは鞄に収納できないため
小さい子と行くことにしました。
サルだし。
そしたら、心肺停止のコングを復活させる場面が!

うちのサル、友人からもらったAED装備。
このセレクト凄くない?

小栗くんは英語を喋っているだけでいつもの芝居。
「ゴジラだから日本人を登場させるぜ」のサービスで
誰でも良かったんだろうな。
謙さんよりはカタカナ英語ではないけど、やはり日本的発音。
日本人が英語を話している設定だからいいかな。
坂田銀時なら木刀でゴジラやキングに勝てそう、と思った。
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