エンバーミングの発展系技術から不老不死の世界へ。
導入部は説明が足りないのにコンテダンスを織り込み迷走気味。
後半からは面白かった。
開発されたアレは老化を防ぐものだから、
老化由来の病気は防げても、それ以外では死ぬんじゃ?
不死はJARO案件。
それでも、時間は戻せないから、
いつ不老を選ぶのかは難しいだろうな、と。
まわりは拒否するというから自分もそうしたら
取り残されちゃったお爺ちゃんか哀れ。
老化防止は、一旦中止し、また再開とかできるのかなあ。
若すぎるときに老化が止まった麒麟を思い出す。
社会的格差があれば一生続くのかなあ。
それも辛いなあ。
この手の話でよく思い出すのが映画版999のメーテルの言葉。
「永遠の苦しみもくださったわ」
真ん中あたりで面白くなったのは
そこから出てきた役者の演技力によるもの?
入居希望者とかの喋りが素人っぽいわざとらしさで
自然体を狙っているところとか、
未来の場面なのに敢えて昭和の街並みを使うとかが
邦画らしいあざとさで苦手。
「夏への扉」はその辺が無くて見やすかったな。
絵として見せるためには仕方ないんだろうけど、
プラスチック処理の現代ミイラが若い人ばかりなのがねー。
「黒蜥蜴」は趣味で美しい人ばかり選んだんだけど。
ポージングということは、アレを自宅に飾るのかな?
「デイモスの花嫁」で、
不老不死を願ったけど半分しか叶えられず、
老人の姿で不死、という話があったよね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます