きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ガス人間第1号」

2009年10月22日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
来週で終わりだから思いっきりネタバレで書いちゃいます。

かつての人気バンドのボーカル藤チヨ。
突然芸能界から姿を消した彼女の周辺で
謎の殺人事件が起こる。

彼女が姿を消した理由。
それは、、、
バンドのメンバーと、
バンドが関わっていたプロデューサーが
麻薬に手を染めていたため。
彼女は告発しようとしたが
逆に活動は封じられることになった。
それでも歌いたい藤チヨ。

彼女のファンの橋本は
ガス人間となった身を生かし、
彼女を苦しめた人々に復讐を始める。

という話でした。
橋本さんが、殺した後に
藤チヨに報告するのは、
いらないんじゃないか、と。
彼女を関わらせないようにするのが
ファンってものじゃないのか。
でも、知ってもらいたいのもファン心理だよね。
(そんな愛ならいらない、って思われてもね)

彼がファンであるから、
彼女に尽くすのはわかる。
でも、逆がイマイチわからん。
そういういきさつがあっても
「彼女の歌」を捨てられない人は
多いと思うんだ。
彼だけが、彼女を待っている、
なんて、ありえない。
我が身を振り返ってもね
あとねー、
歌はねー、
どこでも歌えるじゃん。
劇場にこだわらなくて、いいじゃん。
夜の栄の三越前で
歌っちゃえば、いいじゃん。
「だから、メジャー経験がある人はねー(けっ!)」
とか、ちょっくら思っちゃうのだった。

話としては、切ないラブロマンス、に
仕上げようとしているのはわかるんだけど。
仕上がっていると、思うんだけど。

ラストは良かった。
ああいうの、好き。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひつじさん | トップ | 「市馬・喬太郎 ふたりのビ... »

コメントを投稿