きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ドラッグ・ウォー 毒戦」

2014年01月26日 | 映画
覚醒剤の密造・販売で捕まった男が、
死刑から逃れたいため警察に協力を持ちかける。
彼を利用する警察。
彼はいつ裏切るか。

中国本土からアジアに広がるマフィアの麻薬密売をシリアスに描きながら
最後はやっぱり派手で容赦の無い銃撃戦なのだった。
この銃撃戦のために話を積み重ねているんだろうなあ、監督は。
趣味、好みといえども、そこに至る過程で予算を取る。
それでもいいじゃないか。

警察側のメインはスン・ホンレイ。
容赦なく、でも理性的で知的な警部。
潜入捜査のためには
芝居も麻薬を吸うのもためらわない。
彼の七変化は誰得なのか?
少なくとも俺得。

警察を利用して生き延びようとする売人はルイス・クー。
好青年に見えるのに、身内を売り渡してでも生き延びたい、
その保身ぶりは清々しい。

いつものジョニー・トー・メンバーも並び、
例のごとく手首がヒーッ!となる。
(もう来ないと思っていた終盤にやっぱり来た)

荒唐無稽な部分もあるけど、
画面構成は上手い人だよね。

楽しませていただきました。
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