岩井俊二「ラストレター」の中国版。
日本版はかつての制服女子が主題で、
中国版はいまの大人たちが主題。
「彼女」が述べた答辞のように、
気持ちが中学時代に戻り勇気をもらう。
感動する場面はそれぞれ違うけど、
やっぱり泣いちゃったわ。
話としては中国版の切り口の方が好みだけど、
日本版を先に見た前提だし。
日本版の松たか子の役が周迅(ジョウ・シュン)。
トニーの相手役や画皮のイメージが強く、
普通の女性役は初めて見たかも。
芝居の上手い人だわ。
見逃さなくて良かった。
小説家が、ほんと、
賞を取った後、
だらだらライターを続けていたんだな、ってかんじで。
福山くんは華があるんだなあ。
夫との関係とか、
姉の夫の事情とか、
中国版は「いま」の大人も上手く描いていた。
日本版は、セーラー服女子ありきなんだろうな。
弟くんは日本版にはいなかったよね?
記憶違いかな?
彼がいたから、大人の「死」が、
より強く感じられた。
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