きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「イップマン 宗師」

2020年12月19日 | 映画


佛山警官時代の若きイップマンの物語

の、つもりなんだろうけど。
最後は悪人と戦い勝つ、
というセオリーありきにしても、
ストーリー部分があまりにも弱い。
プロットのみで話の繋がりが悪すぎる。
凝りすぎたキャラ設定が活かされていない。
残念。

なによりも!
途中から「レジェンド・オブ・フィスト」が
混じるのはどうかと思うよ。
悪の日本人に立ち向かう
黒い仮面のカンフーマスター。
番組が違う!!
ブルースへのオマージュなのか
ドニーへのリスペクトか
監督の趣味か。

話の持っていき方がすごく悪く、
戦いの見せ方も悪いので、
終盤は寝ちゃった。

日本人が悪役なのも、
日本陸軍がアヘン密輸をしているのも、
土足で畳に上がるのも、
日本女性のビジュアルがファンタジーなのも
仕方がないけど、
陸軍少佐はもう少し日本語を、、、。
逆に佛山商会の人は日本語がナチュラルだった。
日本人で広東語が流暢な人なのかな。
キャストがわからないので不明。

この日本語が下手な徳川少佐が、
ちょっとツダケン似で、
ハンサムだったよ。

日本陸軍の制服がなあ。
その色、、、
その生地、、、

「イップマン」がタイトルに入っているし、
いちおうドニーのシリーズの前日譚に
主演していたデニス・トー主演なのに
なぜ武蔵野館ではなくシネマート、
しかも「のむコレ」なんだろう、
と思っていたけど、
実際に見ると、なるほどな、と。
でも、「イップマン」が
タイトルに入っている作品を見ることができ
シネマートには大感謝です。
 

日本人女性の
ヘアスタイルと衣装は
どこの誰のイメージが
元なんだろうか。
ファンタジーだから別にいいんだけど、
制作側が時代考証を怠っているというより、
見る側がああいうビジュアルじゃないと
「昭和初期の日本人女性」とか、
「悪の日本軍人に侍る日本人女性」と
認識しないんだろうな。
アイコン化?
外国映画であの頃の日本人女性を
ちゃんと考証したビジュアルにしたのは
「ラスト・エンペラー」の
嵯峨浩ぐらいしか記憶にないなあ。
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