辰野セトリ
パラアレ
夢の島
いつか河を越えて
談合坂
光がふる
ユリエ
はるかな故郷(ピアノ)
ばあちゃんごめんね(熊本イントネーション)
こわれた自転車
三浦さんコーナー
長すぎる夜と(ピアノ)
少年と風
プリマとノアール
街角のできごと
本当に欲しいもの
最終電車
アンコール
種の歌
祈りの歌(カバー)
モアアンコール
世界はすばらしい
「祈りの歌」は小山さんと三浦さんが一緒に歌う予定みたいだったけど、
三浦さんから「小山さんがひとりで歌うのを聴きたい」とリクエスト。
オープンマイク後なので、客席は暖まっていて。
でも、「聖地」にふさわしく、
小山さんは、真摯、より敬虔ってかんじかな。
丁寧に歌詞を紡ぎ、歌を届けていた。
(いつもは真摯ではない、ということじゃないですよ。念のため)
小山さんは、昔から三浦さんを知っている人は
「三浦先生」と呼んでいるのが羨ましいそうで。
アーティストとして出会ってしまったので
いまさらそう呼べない、と。
小山さんは、三浦さんが歌う姿から
熱く叫ばなくても伝わる(伝えられる)のを知った、的なお話しも。
マインドは変わっていないけれども、と。
確かに、今回はぶっとばしていく系は少ない。
しかし「夢の島」なんかは、
やっぱり、ギラギラしている。
若い頃の小山さんもいいけど(大好きだけど)
いまの年齢の私には
いまの小山さんの歌い方の方が、身体に入る。
最近思っていることに納得と再認識。
そんなことを思いつつも、
「最終電車」や「世界はすばらしい」では
血が沸くね。
客席からの歌声も熱く響く夜でした。
前にもどこかに書いたけど、
三浦さんは一神教(キリスト教)の観念が身体に入っているように思う。
アメリカの曲の翻訳も、そういう根っこの部分も
きっと織り込まれているのだろうな。
そういった意味で「祈りの歌」は
三浦さんと小山さんではニュアンスが違って、そこが面白い。
三浦さんの「パーティは終わったよ」のお話から。
少年隊カバーは2番まで。
あのねのねは3番まで。
オリジナルは4番まで。
(今回は4番まで)
3番の歌詞
「あなたが愛と思っていたものは いまはもう愛ではない」
オリジナルは「神」、
あのねのねが「愛」に変更
三浦さんもそれから「愛」。
少年隊も「愛」。
今回、敢えて「神」と歌ったのは、彼らの元社長のことから。
「愛」と「神」の違いの話が興味深かった。
三浦さんが歌う「葡萄酒」は「キリストの血」を連想するし、
ケーキのくだりも「み恵み」のイメージだよね。
そう、小山さんが歌うと、たぶんこのあたりは「恵み」になるのでは。
万物と、関わる人々への感謝。
三浦さんだと「み恵み」。
神からの恵みのイメージが先に来る。
動画サイトはどこまで引用していいかわからないので
あとで消すかもだけど。
少年隊
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34524693
タンポポ
https://www.youtube.com/watch?v=vrMEQJwylK8
あのねのね(1分10秒あたりから)
https://www.nicovideo.jp/watch/nm9103730
三浦さん
https://www.youtube.com/watch?v=S3CD6TJ8Oww
「パーティーは終わったよ」歌詞
https://www.joysound.com/web/search/song/73033
聴き比べると、あのねのね版は
葡萄酒のニュアンスが酒だけではないように思え、
三浦さんへのリスペクトを感じる。
あのねのね版をカバーした少年隊版にはそれがない。
「パーティが終わる寂しさ」がメイン。
タンポポ版はメロディの美しさに特化。
カバーでどこを引き継ぐ、どう表現する、
の、変遷のようなものが見えるのが面白いね。
小山さん版も聴きたいな。
今回の旅のお伴は「すけきよみち」
旅行記は別途。