きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!(2回目、3回目)」宝塚花組

2023年10月06日 | 宝塚(花組)




諸事情でマチソワです。

11時公演。
開演前に幕前に木場理事長が出て挨拶。
HPに書いてあるようなことと、
出演者の気持ちを受け取ってください的な話。
正直、生徒に頭を下げさせるんじゃないかと思っていたので、
理事長が出てきてホッとした。

芝居の序盤は役者の固さが感じられたけど、
初見らしい人たちから素直な笑いが出て
徐々に舞台側の空気ぐが和らいでいった。

ショー、なんか感覚が変だと思ったら
デュエダン前に黒燕尾がなかったんだ。

ボレロがデュエダン前の団体戦だったか。
ボレロの娘役衣装、胸あたりの飾りは今回から追加かな。
袖と背中の黒レースはいつから追加だっけか。

テンポも色合いもゆったりめで、
今日のような日はこういう作品で良かった。

客席からは熱い拍手。
幕が降りたあとの録音挨拶にも大拍手。
出演者、指揮&オケ、舞台スタッフをはじめ
関係者の皆さま、ありがとうございました。

ゆりちゃんが普通に上級生として混じってる。
ピンクがよくお似合い。


15時半公演。
15時半公演の方が客席側も舞台側も
気負いは少ないように思いました。
開演前の挨拶は無し。

金が欲しいという人から
距離を置きたいと思う礼三郎は
シニカルとか斜に構えてとかじゃなく、
人間の本質はそこではないのを知っていて、
おはるちゃんはそれを正確に理解したからこその
あの言葉、あの行動。
幸せになっていいのよ、に涙。

ショーは最初に見たとき、
ゆりちゃんのジュテームで拍手して、
まばたきしたらデュエダンになっていたので、
黒燕尾場面をまるっと寝てしまったと
愕然としていたんだけど、
もとから無いのが今日わかってホッとしました。

シボネーのリフトは、もう恐怖に近い。
まどちを1人で!肩に!

娘役が体重が軽いにしても、
リフトで苦労しているバレエ男子は
なにか参考にできるんじゃないか?

シボネー、4組時代は
この人数の1.2倍ぐらいだったりしたのかな。

砂漠のラスト、
手の中から滑り落ちる砂の中に、
あの幻影を見たのかな。

パレードの銀橋で、下手に行きかけたあたりで
カレーがクルリと回るのはとても良い。
羽がふわっとするのが素敵。
コメント
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