花組コルドバ、まどかちゃんが大人っぽくなってた。
かれまど、予想より良い雰囲気。
ウエクミの人妻寝取られもアレだけど、
柴田先生の未亡人から焼け木杭も性癖だわなあ。
若手2番手娘役に役を振れるのもあるんだろうけど。
まとあや、ちぎみゆでも見てるのに、
いまだにリカちゃんのまん丸顔のフェリーペが脳内をよぎり、
ラストの全ての感動を掻き消す回り盆の轟音が無いのがが不思議。
ひとこちゃんはもっと濃くてもいいかなあ。
母ちゃんs、2人が10代の時に言ってやれや。
(毎回思う)
カレーのエリオはまとぶんやちぎちゃんより「死」に近くて、
ラストが納得だった。
スター闘牛士の「光」と、闘牛場で常に対峙する「死」、
両方とも濃厚に感じられた。
だから闘牛士として闘牛場で果てるのも、
エバに言わずにいるのも納得だった。
あのあと母ちゃんsがバラしそうな気がしないでもないけど。
余談ながら、いつも思うんだけど、このコルドバや、
宝塚ショーのスパニッシュでのムレータの捌き方が実に見事で、
バレエのドンキ等で全然ダメな男性ダンサーを見ると、「なんで?」って思う。
捌く本人たちの努力以外に、コツや、布長さや布質か、
布自体に仕掛けがあるなら、外に出して欲しい。
今回もカレーをはじめ、男役のムレータ捌きは見事。
全ツCB、あきらとマイティがいなくても成り立つことが少し寂しいけど、
若手の活躍が頼もしい。
なんだっけ、食虫花的な場面、
大人なあきらが引き込まれるのも良かったけど、
若いひとこちゃんが魅入られるのも
カレーの妖しさが際立って良かったわ。
かれまど、じゃなくて、れいまど、か。
可愛子ちゃんにメロメロなトップも良いけど、
火花バチバチも良いな、と思いました。
ファンは複雑だと思うけど。
フィナーレまで運動量があるショーだよね。
カレーの踊りはクセがなくとても素直で美しい。
無個性とは違うのよ。
アクセントを付けなくても美しいのよ。
見惚れるわ。
周囲の踊りも迫力はあるけど綺麗でもあり、
「ダンスの花組」ってかんじがするわ。
カレー主演で「テンダーグリーン」を再演してくれないかなあ。