お誘いいただき18時開演にギリギリ間に合いました。
劇場で拍手できて幸せ。
A日程は正しい配役。
ぴーすけの死は人間に興味なさそうな表情が面白い。
人の間を漂って、落ちてくる魂を食べてるかんじ。
気づくと、いる。
愛ちゃんは無表情でロミオにロックオンだったな。
違いがあるのがいいんだよ。
ことなこは真っ直ぐに熱い、情熱的な愛で。
高温に燃えたぎって駆け抜けていった。
全身全霊で。
愛ちゃんの猛々しいティボもたまらん。
早く大人になってしまったんだなあ。
無機的な「死」もスペシャルに大好きだけど、
台詞と歌があるのがねー、いいねー。
胸元に銀ラメをまぶしている?
キラキラしてた。
瀬央ベンは気持ちの流れがクリア。
決闘の場のロミオの「誰もが自由に」あたりから
段々ロミオ寄りになっていく。
だからこその「どうやって伝えよう」で、とても辛い。
極美マキュはムラより余裕を持って尖っているかな。
ヘラヘラ笑いとシリアスの幅が広がりつつ、
でもちゃんと繋がっている。
「くたばるがいい」で、
両家の争いに巻き込まれ加わり、
いま命を落とす無念さ、
それでも友人を思う気持ちが伝わってきて泣いた。
ロミオより色ごとの経験豊かそうなのがダダ漏れ。
「夫を愛したことがない」と言われて
傷つく天寿パパか可愛いよ!
くらっち乳母は、パパの気持ちがわかって、
ジュリエットのためにパリスを勧める。
これが正解だと思うのに、
なぜイケコは前の方の回では違う演出にしたなかなあ。
謎。
今日やっと気付いたのですが、
一幕でピーターが持っている
ジュリエットのウェンディングドレスは
霊廟での衣装なのね。
ラストに天国で結ばれる場面用なのはわかるけど、
話の上では結婚式の前に死んだ娘の弔い衣装にした親心かと思うと泣ける。
娘を愛していたんだよね。
1幕ラストのエメで、
中央奥のキリスト像を見て「神永さん」と思う。
ヅカ上演前にミュージカルコンサートで
本田美奈子ちゃんがエメを歌ったらしく、
美奈子ちゃん以外に歌って欲しくないと
ファンがどこかに書き込んでいたな。
この乱立状態をいまどう思っているのかな。