きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「エル・アルコン-鷹-/Ray -星の光線-」(宝塚星組)

2020年11月21日 | 宝塚(星組)
マチソワしてきました。
感想はまとめて。

昼の回。
こっちゃんが艦長でも、
エル・アルコン号は秒で沈みました。
あんな大見得切ったのに。

開けたばかりだからか、
とにかく話とセリフを消化していくかんじが強い。
こっちゃんの野心が薄そうなのは予想通りで
色悪には振り切れてないけど、
予想よりはエロかった。
愛ちゃんの正義の信念からの海賊へは納得するけど、
でもできれば悪役、、、
いや、二人の持ち味が逆なのが今回のナニか。

なこちゃんは高音がちょいキツイかな。
なんでもできる子というイメージだったけど、
ギルダを演じるには経験値が足りない。
普通の娘役とは違いすぎるからねえ。

初演の迫力はとうあすだからなんだなあ、
と、あらためてしみじみ。

柚長の歌は変わらず。

宝塚らしい夢夢しい部分がない作品なのに、
よく全ツに持って行こうとしたなあ。
でもこういうテンション優先の方がハマる人はハマるんだよね。
盆もセリもないけど、頑張ってスピーディーに転換していたよ。
オレンジの木も衝立の後ろで撤収されてた。

梅芸3階2列は記憶より舞台が近かった。
東京宝塚劇場の2階9列目ぐらいな感覚。

久しぶりに梅芸。いつぶりかな。
月組風共以来ぐらい?
3階はさらに久しぶりかな。
音響がメチャ悪い。
ただでさえ台詞が聞き取りづらいのに
音楽や効果音で聞こえないことも。
中継ならバランスが良くなるかな?


夜の回。


舞台横みたいな席。

旧東京劇場のバルコニー席みたいなかんじ。
メチャ懐かしい!

夜の回も
エル・アルコン号は瞬殺でした。

2回目ともなると、
それぞれのキャラの違和感(初演比)が無くなり楽しい。
ティリアンは黒く、レッドは真っ直ぐ、ギルダは海に生きる。
ただ、愛ちゃんのレッドは想像よりずっと清廉なのは良いんだけど、
ティリアンをぶん殴れば勝てそうな体格よね。

こっちゃんのティリアンがさー、
これまた予想以上にさー、
ギルダの服を脱がすのが自然すぎてさー、
心の中で悲鳴を上げたさー!

自ら服を脱ぐ場面、
昼の部のギルダの傷は一つ少なかった?
下の二股っぽい方。
歌の掛け合いのときは二つだったけど、
上着を取ったときは一つだった。
夜の部は二つあった。

あそこはオペラグラスでガン見場面だからさあ。
見ちゃうよね。

なこギルダのドレス、ほんのり水色はいいんだけど、
ごちゃごちゃな飾りは余計だよね。
なぜリメイクはデコラティブになるのかなあ。
あすかちゃんの白ドレスはさまざまなところで着回されてるから
新調してくれたのは嬉しいんだけど。

ティリアンは元は16回のお着替えだっけ?
1回着替えて元に戻して、を
うっかり飛ばしたら成り立ったので
それ以来14回になったんだっけ?
今回もそれぐらい着替えていそう。

柚長の歌を聞くのも最後かな。


ティリアンとギルダの密談場面の台詞変更。

戦いのための戦いではない

から

義のための戦いよ

に、なってます。

ここのギルダの衣装ですが、
胸の傷の一部が見えるデザインに変わっています。
例の場面の前にティリアンが見ているんだよね。
なぜ変えた。

ちなみに密談ラストの会話。
初演の字幕は

ティリアン
「またお会いしましょう。」
(フランス語)

ギルダ
「ぜひ再会しましょう。私の海で。」
(スペイン語)

です。
今回は少し違う気がする。

ジグリットがはるこちゃんなので、
パーシモン卿の愛人なのが納得。
南海ちゃんはジュリエットに近かったからね。
今回のジュリエットの桜庭舞ちゃんは
すごくジュリエットらしくて可愛かった!
ピンクに染まった乙女心!!

全ツなので、スペイン兵などに娘役が入っています。

夜の回の席からは衝立の奥が良く見えました。
オープニングで一緒に歩いてくるこっちゃんや、
ひょいと抱えられて撤収されるオレンジの樹などが!

Rayも楽しかった!
人数が減って、階段が低くなっての再構成に
ポジションアップの全ツショーは楽しいよね。

オリンピックの場面は愛を連呼する場面に、
デュエダンの曲も「星に願いを」になったり。

3番手ポジはあかさんメインで複数で分け合い。
コメント
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