きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

若尾文子祭「「女の小箱」より 夫が見た」

2020年03月07日 | 映画


株式の奪い合いと人妻よろめき不倫、
打算と純愛が、
複雑に、しかしテンポ良く絡み合う。

若尾文子は清楚と艶やかさを合わせた美しさ。
田宮二郎のダークな色気は女が落ちるのも納得。

女たちは立場が弱くとも男には寄りかからない。
今回も爽快だった。
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映画館版「マクミラン版 ロミオとジュリエット」

2020年03月07日 | バレエ・ダンス


英国ロイヤル・バレエ団によるロミジュリを
屋外ロケと精巧なセットで収録。

製作:マイケル・ナン、ウィリアム・トレビット、クウェーシー・ディクソン
製作総指揮:ジャン・ヤングハズバンド、ケビン・オヘア
脚本:マイケル・ナン、ウィリアム・トレビット
撮影:ウィリアム・トレビット
美術:ニコラス・ジョージディアス
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:ケネス・マクミラン

ジュリエット:フランチェスカ・ヘイワード
ロミオ:ウィリアム・ブレイスウェル
ティボルト:マシュー・ボール
マキューシオ:マルセリーノ・サンベ
ベンヴォーリオ :ジェームズ・ヘイ
パリス:トーマス・モック

キャピュレット卿:クリストファー・サウンダース
キャピュレット夫人:クリステン・マクナリー
乳母:ロマニー・パイダク
ローレンス神父:ベネット・ガートサイド
ロザライン:金子扶生


この風景の中で踊るとは!発案者は天才!
と、
そこは顔じゃなく引きで全身を映して!
と、
石畳?いや床だけなんとかしてないとダンサーの脚が、

等の、さまざまな思いが錯綜する。
休憩無しの95分に身体がついていけない。
バレエ版を見てない人は楽しめるのかな

決闘はリアリズム、
ジュリエット視点で見下ろすロミオ、
舞踏会の女性達の入り方、
など映像ならではの楽しさはあります。
カメラアングルには不満も。

バルコニーは全部かな。
ところどころ端折っているかな。
このメンバーで舞台版で見たいわ。

こういうかたちで映像にする方法もあるんだね。
その昔のソ連でもバレエ作品が
物語仕立てで撮影された映像もあったような。

ダンサーの踊りはみな正確。
生じゃないとこういう利点もあるのね。
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「ジュディ 虹の彼方に」

2020年03月07日 | 映画


ものすごくハッキリした物語はない。
そのかわり、
あの時のジュディを映しているんじゃないかと思うリアリティがある。

薬と酒に頼り、浪費し、ステージに立つ。

元子役大スターの面倒くさい晩年、
そこまで受け止めつつ、
彼女を愛している人がたくさんいる。

歌を含め、
レネーがもう本人としか。

お金がないとき、
娘のライザは大スターでパーティ中。
その対比が、なんとも。。。
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