きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

こまつ座「きらめく星座」

2020年03月11日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


ジャズが敵性音楽と言われている頃の
レコード屋に集う人々。
当時の流行歌を織り込み、(生ピアノ!)
テンポ良く、ときにはコミカルに、話は進む。

脱走兵となったレコード屋の長男を横軸に、
だんだんほぐれていく人の心。

頑なで、定型の造形と思った人が
変わる・変えられる過程がさりげなく、
でも確実だった。
みなが優しく、暖かい。

でも、ほんわか、では、終わらない。
来たるべき日が来る暗示で幕。


言葉。
言葉とはなんだろう。
どうすれば伝わるのだろう。
言葉はどれだけ、人を支えるのだろう、
なども考えさせられた。


高橋チーフはお調子者。
歌は、まあ、ねえ、、、。
でも、歌が自然に出てくる雰囲気は良かったよ!
歌はほぼ知っていました。
ヅカのショーでも聞いたことがある曲も。
皆さん声の通りがよく、
全てのセリフが聞き取りやすかった。

松岡依都美さんは堂々とした歌声で
本当に元SSKみたいでした。


同調圧力とか、
国民が一丸となってとか、
お上の言うことに従えとか、
贅沢を言うなとか、
なんだかいまの状況に似てるよ。
いずれもっと制限される日が来ちゃうんじゃないか。
コメント
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