きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「大菩薩峠 竜神の巻」(市川雷蔵祭@角川シネマ有楽町)

2019年09月11日 | 映画


なぜだか奈良のあたりにいる竜之助、
お浜そっくりな女に惚れられるのはもちろん、
なんやかんやで男もたらしこんでるよな。

彼を仇と狙う男と決闘、
クライマックスでいきなり「終」の文字。
ここでー!

前作は新撰組に、
今作は天誅組に誘われ加わる。
主義はなく、
己の腕をナンタラほどの強い気持ちもなく
流されるだけ。

しかし、白い着物に、
戦うことを求める雷蔵の姿は
素敵すぎてうっとりよ。

玉緒ちゃんは今回も辛い役。

竜之介は流されながらも、もがいている。
欲もある。
非情なニヒリストでも、
まだ熱い。
狂四郎はどこか達観してるから、
あんなに虚無なんだな。

完結編は時間が合わないので今回は見られません。
いつかオチがわかるかな。
コメント
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