きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「エリザベート 2019年版(愛希、古川、田代、成河、木村、涼風)

2019年06月15日 | 宝塚版以外の「エリザベート」





古川くんは無慈悲な天使ちゃんで、
黄泉の帝王とはちょい違うけど
体温が低そうな人外の存在。
長身で背筋が美しいので
衣装がよく似合っている。
指先まで気を使う動き。
歌は音域狭めで伸ばせないときもあるし、
歌声は軽いけど、
役としての気持ちを乗せて歌えている。
個人リサイタルでは無いのが好印象。
高音が抜けきらないけど、
内野トートを知ってれば、
どーってことないよ!
武田トートほど本人リサイタルじゃないし。
音響さんの頑張りもあるんだろうけど
歌声が広い劇場に負けてないよ!

2012年古川ルドルフについて、
「踊りも、なまじできるぶん、手
 足が伸びきらないのが目に付くかな。
 ビジュアルはいいんだけどねー。」
と書いていたわ。
今回は綺麗に伸びていたよ!

ちゃぴはヅカ時代よりのびのびとしている。
低音ばっちり。高音も出ている。
田舎娘は似合っているけど、
鏡の間がもう少し皇后らしいといいかな。
ハナちゃんとちゃぴのエリザベート役のキャリアって、
まさしくキヨミチと佐久間さんの差ぐらいだあねえ。

二人は2幕では火花バチバチの熱いバトルでした。
お互い帝劇では初役同士だからこその全力投球で見応えがありました。
それぞれで違う組み合わせも見たいけど、
こちらか、女帝&芳雄くんのチケットしかないわー。
慣れてきたらこの熱さはなくなるだろうな。
今期特典。

田代くんはますます芝居が深くなってる。
義務と愛の板挟み。
経年変化もばっちり。
ときおり出る熱血が良かった!
OPではマイクが入らず
見る側はドキドキだったけど、
落ち着いた演技だった。

成河さんは高嶋兄に近いぐらい振り切ってる。
歌声はクリア。
なんとなくスンラさんを思い出す。

木村ルドは熱さと脆さを兼ね備えていて、
中盤までは特筆することない若手かなと思っていたけど、
マイヤーリンクでは死に魅入られた感があって良かった。
上着の裾が長すぎな気がする。

涼風ゾフィーは圧巻だった。
圧はあるけど単純な悪役ではない。

娼婦たちがおとなしめかなー。
トートダンサーズの肌襦袢のシワがときどき気になる。

イープラス貸切公演で
終演後に主演二人の挨拶有り。
古川くん
「今回初めてミュージカルをご覧になった方も
 いるかと思います。
 残念ながらエリザベートのチケットは完売ですが
 帝国劇場ではさまざまな演目を上演していますので
 ぜひ他の作品にも足をお運びください。
 その際のチケットの購入はぜひイープラスで」
ちゃぴ
「ご観劇いただいた皆様の今日という日に
 イーことがプラスされますように」
二人とも胸の前でプラス印を作ってました。


起きてるけど言う寝言。
(1)キヨミチのルキーニを見たい!見たいよー!
(2)愛希トートに古川エリザベートもありなんじゃ・・・
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「黒白珠」

2019年06月15日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


私は身内が誤って人を殺したら、
罪に問われないように逃亡させて一生会えないより、
自首させて留置場で定期的に接見できる方がいいと思うので、
父親の理屈がわからなかった。
なにもなかったかのように
ヘラヘラ生きられるものか?
腹が立つぐらい。

兄弟の相剋が、現代の双子と、父親世代とが重なる、
そういう話だと思うけど、
父親の罪が他の不幸を呼びまくって、
でも父親はなにもしないし、
話の作りとしては仕方がないけど、
そういう人にコメディパートを入れるのが、
私にはどうにもダメだった。

コメディパート自体もなあ。
平田さんは好きなんだけど。
作りとしては緩急をつけるとかなんだろうけど、
私は集中力が削がれる。

松下さんが、2役めが凄みがあって良かった。

「ファントム」のキャリエールは
都合の悪いことから逃げ
見て見ぬふりをしていたけど、
最後に息子を手にかけ、
自分の罪をちゃんと背負った。
自分が罪人だと自覚した。
こちらの父は罪から逃げ
結果的に子供達に尻拭いさせる。
自覚が無いのが腹立たしい。
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ガロとリオ

2019年06月15日 | 映画
ガロ&リオ等身大立像が
池袋HUMAXシネマズで展示されていると聞き
行ってきました!!

ガロとリオ


ガロ









ガロ、どんなぱんつ穿いてるの?
と考えてしまう腰回り。






リオ







小さい!細い!
ちゃんと喰えよーーー!
(おばちゃんモード突入)
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「内藤泰弘の世界展」@池袋

2019年06月15日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)



主に「トライガン」と「血界戦線」。
「サムライスピリッツ」などが少々。
場内はモニター以外は撮影可。

ざっと見たかんじ、
トライガン初期はアナログ、
血界はデジタルかな。
デジタルでもあんなに線の個性がしっかり出るのね。

絵は変わっていくけど、
構図のセンスは最初からキレキレ。

「トライガン」の原稿から。



ホワイトや切り貼りに手作業を感じます。

ラフから完成原稿へ。







「血界戦線」原稿から。
生ソニック!!!!

























とにかくソニックを撮りまくり。

ちなみに。
我が家のアメデオ。


この二人はバディ括りなのね。


コメントも楽しい。




購入品など。

下2枚は購入。
左上は物販購入特典、
右上は本日の来場特典。


豆皿って飾るの?
使っていいの?
お高いチョコを買ったときの
撮影用とかを考えているんだけど、
大きさ的には餃子タレだよね。
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