きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

東京バレエ団「白鳥の湖」公開稽古

2018年06月28日 | バレエ・ダンス
キャストは2日目勢かな。


公開は3幕まで。

稽古なので、ダンサーもオケも8割の力。
オケ録音も兼ねているらしいのに
明らかに音数が足りないところがあった。
金管も何カ所か裏返っていたし。

オケ録音のため、3幕終了時以外は拍手禁止。
オデットの出とか32回転とか
反射的に身体が動くのをぐっと我慢。
曲が終わるとオケの譜めくりの音が響きました。

ダンサーもやや力が抜けた状態なのか
群舞も一糸乱れず、ではなく
どこかぼやけたライン。
動き自体はそんなに変わらないのに。
本番の気迫って、特別なんだなあ。

1、2幕は中断無し。
3幕はアダージオが終わった直後に少し中断。
芸監ともうひとり男性がマイクを通し
ロシア語でなにか舞台上に伝える。
秋元さんがロシア語で少し返答。
そのあと最後までとおし挨拶まで。
挨拶後、芸監から日本語で指導。
アダージオがゆっくりなため間延びしている。
音を少し早めて?もう一度。

他のペアには適した速度でも
今日のペアには合わないということかな。
芸監、きめ細かい。
その間に芸監以外からマズルカや
チャルダッシュ隊の立ち位置に厳しい指導あり。
そしてアダージオをもう一度。
二人ともきっちり踊らず軽い動きで
カウントを確かめているかんじ。

川島さんがイメージより小柄なのか、
2階正面からだと3幕の入れ替わり場面は、
ばっちり隠れていました。
秋元さんは8割運転でも
立ち居振る舞いがすごく王子。

3幕のロットバルトは
やっぱりいつのまにか冠を外していた。
どのタイミングかは明日要チェック。
アルバレス君のロットバルトメイクは
なんとなくシェミウノフ君を思い出した。
永田侍従長は髭。(そういう仕様かな)
マズルカのヒゲ森川くんが素敵。
花嫁候補の母は東京公演も東バOGみたい。
娘に対する愛情のこもった見守り視線がたまらない!

アダージオのやり直しのあとは、
幕がまだ開いたまま、みなさん袖に撤収。
宮廷の人々が一瞬にして日本人に戻りました。

楽しい企画でした。
ありがとうございました!
コメント
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