初演以来の完璧感。
女性3人のバランスがとても良い。
とくにべーちゃんのトゥールベルが良い。
貞淑なのにヴァルモンに惹かれる心情を細やかに表現。
宙組のえりちゃんは存在感が弱く、
前のゆきちゃんはちょっと違う感があった。
星奈トゥールベル好き好き派としては、
やっと思うようなトゥールベルが来た!
と、ウハウハ!
ゆきちゃんのメルトゥイユも良かった。
本心は仮面に隠し、策をめぐらす。
ラストの幕が上がったときの立ち姿の凄みといったら!
でも、隠した心は純情で。
国が滅ぶ時だから吐露できる、
その複雑な気持ちが伝わってきた。
ゆきちゃんはマリア叔母さんや前王妃のイメージがあったので、
メルトゥイユのしたたかさは期待していたけど、
その中にあった少女な部分が可憐だった。
真ん中ヒロイン芝居が合っていた。
みれいちゃんは、子供過ぎない純真な少女。
なんとなくグンちゃん(月影さん)を思い出した。
みりおはこじらせドSが似合うなあ。
カレーのダンスニーは可愛く、
あきらのジェルクールは予想どおり素敵なヒゲ。うほほ!
宝塚の脚色ものとして、
カメロマは完璧な作品ではなかろうか。
オチが上品だし。
なにより音楽が良い。
大好き。
ショーでは、久々に踊るまゆみ姐さんばかり見てた。
「(高低差を含む)足の稼働域が広いからすぐ衣装を破くので、
まゆみさんだけスカートのスリットは深く作っている」
という都市伝説を思い出させる、存在感のある太腿は健在でした。
大介、ありがとう!!
カレー父は、タソ???
いまだに、、、
「次はセシルだ」と言って開けたドアの中に
舞台スタッフ(男性)がいた初演は思い出深い。
劇場建替中だったので日生劇場での上演だったんだよね。
このあと花總さんが3人の婿を取ると誰が予想したでしょう。
と考えてて。
まゆみさんも初演にいたよね。
今更だけど。