きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「王家の紋章」(再演)

2017年04月28日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




「王家の紋章」再演版に行ってきました。
本日のキャスト。

キャロルは宮澤さん、イズミルは宮野さん。

宮澤キャロルは可愛い。
音程もそれほど外れていない。
台詞も歌も喉から出ているので声のとおりは悪く、
芝居は殆どしてなく台詞を言っているだけなんだんだけど、
それが「古代エジプト世界に、たった一人の現代人」の異質感が際立っていて、
話には合っている。

浦井くんはやっぱりメンフィス様にしては優男すぎるなあ。
宮野イズミルはギラギラな熱血。
浦井くん主演がキモなのはわかるけど、
キャラ的には浦井イズミル、宮野メンフィスの方がしっくりきそう。

原作ありきだからライアン兄さんや
「この場面、台詞」必須、
リーヴァイさんの曲を使う等制約が多すぎて
初演よりは整理されてはいるけど
まとまりきらなかった印象。
人の出入り、場面の転換が無駄に多い。
改訂してもコレなのね。
サイトーあたりが総合プロデュースで入ってくれたらなあ。
要素がバラバラすぎ。
オギーに原作愛があればなあ。

めぐアイシスとあゆっちミタムンの対決が一番盛り上がるわー。
山口さんは憩い。

曲のメロディは美しい。
さすがリーヴァイさん。
歌いこなせている人は少ないけど。
「なんとかの思い」がすごく良かった。

ダンサーの踊りのキレはいいけど、
場面メロディ衣装に合っていないときも。

オギーに原作愛があればなあ。

カテコではキャロルより
イズミルとの方が仲よさげなメンフィス様でした。


んで。
やっぱり。
最終的に思うのは

「ダグバ様、ご立派になられて、、、」

なんだな。
コメント
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