きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「親子で楽しむ年末バレエ・ガラ・コンサート」ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ

2015年12月26日 | バレエ・ダンス
予定外に運良く時間が作れたので
なんとなく「光藍社ガラに行ってみるかーー」って軽い気持ちで会場に行ったら
プハチョフがいることを知り、とってもビックリした!


まさかプハチョフを東文で見る日が再び来ようとは!
感涙。
前髪ハラリのイケメンヅラではないけど
頭部の輪郭が自然な真ん中分けヅラです。
さすがに体つきはちょっとふっくらしたかんじはするけど
伸びやかでダイナミックでノーブルな踊りは変わらず。
サポートがベリベリ上手い。
女性を空気のように持ち上げる。
さすが!

レ・シル。
群舞も綺麗に揃っているし、ソリストも上手いわ。
カラオケで、舞台セット無しでも、
なんともいえない情緒を醸し出している。
退屈になりがちな演目だけどほどよい緊張感を維持した良い舞台だった。

白鳥。
元マールイのエリマコワの白鳥は良かったし
デミンも長身でスタイルが良かったけど
群舞はもうちょいピリッとして欲しかった。

くるみ。
4人の騎士は揃ってなかったけど踊りはみんな良かったよ。
特にチェルノワのキビキビした踊りは見ていて気持ちいい。

MCのお姉さんの喋りはいまいちだし解説もピントはずれ。
親子ガラはいつもこんなかんじ。
なんでだろう。謎なんだよなー。

ゴパック。
悪くないけどピサレフが基準なんでー。

眠りはダメダメ。

スパルタクスは初バレエ化の栄誉はわかるけど
グリゴローヴィッチの非凡さを痛感する。

黒鳥は、まあほどほど。
スヴェータは若い人だった。
ペルミのスミルノワとは別人ね。たぶん。

パキータ。
パリオペ以上マールイ以下かな。
エリマコワは二人踊りでは良かったけど、
大勢の頂点に立つには貫禄不足。
マールイでは中堅ソリストだった彼女が、
それでも本日登場の女性ダンサーの中ではダントツに良いんだから、
マールイってレベルが高かったんだ、と、しみじみ。
ボリショイ、マリインスキーのファンからは鼻で笑われてたけどさー。
んでも、いつぞや見た、キエフ本体じゃないキエフ系のカンパニーよりは
今日のアカデミーの方がずっといいよ!
ほんと、世界にはいろんなレベルのカンパニーがあるんだなあ。

パキータって豪華だけど、
プリンシパルの無駄遣い的な面もあるよね。
マールイの鉄板だったからヴィシも踊ったんだっけか。
東バとギエムもあったよね。
あのときもイレールだっけか、
男性ゲストの無駄遣いと思ったもんだ。

芸監のファジェーエフって
マールイのドン・キに客演したことがあったよね。
グラン・パ・ド・ドゥの男性ジャンプから席に駆け込んだ人がいて、
すごく熱心なファンがいるだと思った記憶が蘇った。
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「素晴らしき哉、人生」(第三回 新・午前十時の映画祭)

2015年12月26日 | 映画
予備知識無しで見て良かった!

能力はあるのに、常に他人の幸せのために生きてしまう。
不器用な主人公にもどかしいこともあったけど、
彼がいたからこそ幸福な人生を送れた人がたくさんいた。
そのことがわかるラストには、ただ涙!
こういう感動を貰えるんだから、映画って素敵!

「幸福の基準は、いかに多くの人間を幸福にできるかだ」

という言葉を思い出しました。
ベイリーさんはとても幸福な人だ。
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