きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「オペラ座の怪人」劇団四季(2015年11月)

2015年11月07日 | 劇団四季



開幕一ヶ月を過ぎたところで
そろそろキャス変が来るかもと思い、
財布を振り絞って行ってきました!
マチソワです。

マチネは2階最前列かなりセンター。
全体が見えて良い。
ライティングが綺麗に映えているのがわかる。
ソワレはF列センター寄り。
シャンデリアの真下。
シャンデリアが落ちてくるとき
ちょっと怖かった。
舞台上を歩くファントムの足音も聞こえた。
細かい芝居も良く見えた。
クリスが、ドンファンじゃなくファントムとわかるのは
身体を触ってからか。

両方とも直前復活の席だから
どなたかが放出したんでしょうね。
きっと他怪人ファンの。
申し訳ないっす。


キヨミチは情熱的で感情豊かで、
私はこれくらいはっきりした芝居を観る方が好きなんだけど
きっと高井さんや村さんのファンは
コレジャナイ感たっぷりなんだろうな。
キヨミチはすごくノリノリでした。
「ザー ファーーントムジオペラー」は
音域が合わないので弱めですが、
「心の赴くままー」もバッチリ出ていますよ!
慣れてきたので、どこを出してどこを控えるか、わかってきたみたい。
マントをバサーッ!の動きも自然。
怪人が可哀想で愛しいよ!
見ている私は幸せだよ!

怪人の報われぬ愛が切なくて、
でも自分の欲をぶつけるばかりじゃなく
相手を思いやる心を手に入れて、
クリスと離れても、
彼は闇から抜け安らぎを得たんだと思った。


山本さんは角度によっては増田明美さん似。
ここ数年、野村さんか、野村さん以外か、の状態だった芝ファンからする
と山本さんは音楽の天使ですよ。
手に汗を握りながら、血の気が引く思いで歌を聞かなくていいのが、
なんとありがたいことか。
メグと仲が良いのもいいわ~。
「なんて素晴らしいあなた~」の後とか
マイクに乗らない声で二人で芝居をしているのが好き~。


ラウルはもうちょっと寝取られ感がある方が好みだわ。
マスカレード肩乗せリフトは夜だけ?昼もあった?
前も夜だけだったような。


マダム・ジリーが若すぎるかなあ。
特に台詞声が。
メグの姉ぐらいなかんじ。
佐和さんは実年齢ではそんなに若くないのか。
彼女のマダムは
「トップダンサーだったけど脚か腰かの故障で早々に引退、
 劇場に残り後進を指導中」と脳内補完した。
彼女の語る「ファントム物語」は
乙女のドリームで裏付けナッシングな気がする。

ファントムは、幼い頃に火事にあい、
治すお金もなかったのであの顔のまま成長。
母は疎み育児放棄したが、
彼は聡明で学問に打ち込める状況(神父様のバックアップとか)にいたけど
やっぱりいじめられ捻くれる。
エレファントマンの流行りに乗った見世物屋と組み、
小金を得ていた時代もあった。と妄想。

つまり、マダム・ジリーは、
少女時代の夢物語をファントムの小金稼ぎに見ていただけで、
彼女の語ったことはたんなる思い込み。
でないと辻褄が合わないよね。
見世物小屋が解散したんでオペラ座地下に住み着き、
伝説に基づき手紙を出してみたら、
旧支配人が本気にしちゃったとかとか。


カルロッタもチャーミングだったな。


鞭男はカルロッタファンか?
新支配人の前でカルロッタが歌う姿にうっとり、
「誰も心配しないのか」と言われた時には手にキス。
ドンファン開幕の火入れの場面でツェザリさんが
上半身を動かさず歩いていたので(頭の位置が同じ場所のまま移動)、
ああ、やっぱりダンサーさんなんだなあ、と思った。


キヨミチはまだ喉は大丈夫そう。
歌う前の息継ぎが激しいけど。
カテコは 
 ・みんなで3回ぐらい 
 ・3人だけのあとの後、みんなで
 ・幕前に3人が順々に出てきて、幕が上がってもう一回みんなで。
  手を振りながら捌けていって、
  上手袖に入るちょい前のキヨミチが一人残り右手を胸にあて一礼、で終了。
昼夜とも。



懺悔。
芝ファントムの第一声を聞いて「超キヨミチw」と笑いそうになりました。
ごめんなさい。ネットリした手つきも超キヨミチでした。

反省。
次に名古屋でマチソワすることがあったら、大休憩に栄には行きません。
近場のコメダで時間を潰します。

メモ。
21時前なら名古屋駅に駅弁はある。
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徹子の部屋展

2015年11月07日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)

終演後じゃ駅弁は残っていないだろうから
大休憩は栄へ買い出し。
ついでに松坂屋で「徹子の部屋展」を見る。

今までの写真で作られた徹子さんが圧巻でした。




手形。



今までのゲストのリスト(年別)、
衣装展示、楽屋再現など、
面白かったです。
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「ボストン美術館 ヴェネツィア展 魅惑の都市の500年」

2015年11月07日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)
観劇前の寄り道。
松坂屋の浮世絵展か、
矢場公園の北欧イベントか、
迷った末にこちらにしたのですが
大正解でした!



各章のテーマ設定がとてもユニーク。
例えば第一章は「比類なき都市」ということで
ヴェネツィアの街がテーマ。
油彩、エッチング、今世紀初頭の写真などで
ヴェネツィアの風景の作品が集まる。
広場や宮殿など、生き生きとした
都市の魅力が伝わってきます。
とても豪華な観光パンフレットのよう。

祈りでは、ボストン美術館収蔵作品で
「キリストの生涯」を表す。

連作でもなく、年代も違う作品に
いろんな関連性を持たせているのが
すごく面白かった。
こういう展示法もあるんですね。

絵画だけでなく、ガラス作品や、織物の生地、
レースなども、点数は少ないけど、圧巻。
さらには寄贈者が今世紀初頭に
ヴェネツィアで買ったドレスもありました。
色自体は褪せているけど
当時の服のシルエットは綺麗に残っているし
寄贈者と今の私たちを繋いでいるようで
すごくワクワクしました。

コスプレもできるみたい。


説明文もわかりやすかったです。

金山駅から徒歩1分だし、
また機会があったら行きたいですね。


ミュージアムショップで買った飴。



メモ代わりの注意事項。
その1。
金山駅はJRと名鉄が乗り入れています。
JR名古屋駅と名鉄名古屋駅は少々離れているので
その後の目的地をよく考えて改札を通りましょう。

その2。
美術館のコインロッカーは専用コインが必要です。
受付でもらってください。
コインは戻りませんので、
忘れ物を出したら、もう一度受付でもらってください。
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