開幕一ヶ月を過ぎたところで
そろそろキャス変が来るかもと思い、
財布を振り絞って行ってきました!
マチソワです。
マチネは2階最前列かなりセンター。
全体が見えて良い。
ライティングが綺麗に映えているのがわかる。
ソワレはF列センター寄り。
シャンデリアの真下。
シャンデリアが落ちてくるとき
ちょっと怖かった。
舞台上を歩くファントムの足音も聞こえた。
細かい芝居も良く見えた。
クリスが、ドンファンじゃなくファントムとわかるのは
身体を触ってからか。
両方とも直前復活の席だから
どなたかが放出したんでしょうね。
きっと他怪人ファンの。
申し訳ないっす。
キヨミチは情熱的で感情豊かで、
私はこれくらいはっきりした芝居を観る方が好きなんだけど
きっと高井さんや村さんのファンは
コレジャナイ感たっぷりなんだろうな。
キヨミチはすごくノリノリでした。
「ザー ファーーントムジオペラー」は
音域が合わないので弱めですが、
「心の赴くままー」もバッチリ出ていますよ!
慣れてきたので、どこを出してどこを控えるか、わかってきたみたい。
マントをバサーッ!の動きも自然。
怪人が可哀想で愛しいよ!
見ている私は幸せだよ!
怪人の報われぬ愛が切なくて、
でも自分の欲をぶつけるばかりじゃなく
相手を思いやる心を手に入れて、
クリスと離れても、
彼は闇から抜け安らぎを得たんだと思った。
山本さんは角度によっては増田明美さん似。
ここ数年、野村さんか、野村さん以外か、の状態だった芝ファンからする
と山本さんは音楽の天使ですよ。
手に汗を握りながら、血の気が引く思いで歌を聞かなくていいのが、
なんとありがたいことか。
メグと仲が良いのもいいわ~。
「なんて素晴らしいあなた~」の後とか
マイクに乗らない声で二人で芝居をしているのが好き~。
ラウルはもうちょっと寝取られ感がある方が好みだわ。
マスカレード肩乗せリフトは夜だけ?昼もあった?
前も夜だけだったような。
マダム・ジリーが若すぎるかなあ。
特に台詞声が。
メグの姉ぐらいなかんじ。
佐和さんは実年齢ではそんなに若くないのか。
彼女のマダムは
「トップダンサーだったけど脚か腰かの故障で早々に引退、
劇場に残り後進を指導中」と脳内補完した。
彼女の語る「ファントム物語」は
乙女のドリームで裏付けナッシングな気がする。
ファントムは、幼い頃に火事にあい、
治すお金もなかったのであの顔のまま成長。
母は疎み育児放棄したが、
彼は聡明で学問に打ち込める状況(神父様のバックアップとか)にいたけど
やっぱりいじめられ捻くれる。
エレファントマンの流行りに乗った見世物屋と組み、
小金を得ていた時代もあった。と妄想。
つまり、マダム・ジリーは、
少女時代の夢物語をファントムの小金稼ぎに見ていただけで、
彼女の語ったことはたんなる思い込み。
でないと辻褄が合わないよね。
見世物小屋が解散したんでオペラ座地下に住み着き、
伝説に基づき手紙を出してみたら、
旧支配人が本気にしちゃったとかとか。
カルロッタもチャーミングだったな。
鞭男はカルロッタファンか?
新支配人の前でカルロッタが歌う姿にうっとり、
「誰も心配しないのか」と言われた時には手にキス。
ドンファン開幕の火入れの場面でツェザリさんが
上半身を動かさず歩いていたので(頭の位置が同じ場所のまま移動)、
ああ、やっぱりダンサーさんなんだなあ、と思った。
キヨミチはまだ喉は大丈夫そう。
歌う前の息継ぎが激しいけど。
カテコは
・みんなで3回ぐらい
・3人だけのあとの後、みんなで
・幕前に3人が順々に出てきて、幕が上がってもう一回みんなで。
手を振りながら捌けていって、
上手袖に入るちょい前のキヨミチが一人残り右手を胸にあて一礼、で終了。
昼夜とも。
懺悔。
芝ファントムの第一声を聞いて「超キヨミチw」と笑いそうになりました。
ごめんなさい。ネットリした手つきも超キヨミチでした。
反省。
次に名古屋でマチソワすることがあったら、大休憩に栄には行きません。
近場のコメダで時間を潰します。
メモ。
21時前なら名古屋駅に駅弁はある。