きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「デビルズ・ノット」

2014年11月24日 | 映画
猟奇殺人と、警察vs検察の攻防を主体にした犯人捜しかと思ったけど、
どこにもピントが合わない漠然とした雰囲気のまま終了。
いまなお真実がわかっていないし、警察の落ち度とも言い切れないしで、
キッチリしたオチはつけられないんだろうけど、
ならなぜ映画化したのか。事件を風化させないため?
こうした漠然とした雰囲気で被告の生き死にが決まるのが主題なのかな?

映画的には登場人物の捌き方が上手くないな、と。
この人誰だっけなんで疑われた?と、とまどうことしばしば。
単調な話運びはひたすら眠い。
単調が狙いとも思えないんだけどな。

ラストに被害者母がまくし立てるのも、なんだかな。
リアルにあの時点で疑問を持ったにせよ。

それよりも悪魔崇拝に対する嫌悪感と、
ヘヴィメタ等を排除し、
ひたすら「良きもの」の範疇に人々を収めよとする意思が怖かったな。
ピューリタンの潔癖症というのかな。
日本だとただの厨二病なのにね。


リースの体型は役作りだよね?ね?
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