きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ドン・キホーテ」スタシュケヴィチ&ロパーティン/東京バレエ団(初日)

2014年09月19日 | バレエ・ダンス
楽しかった!
スタシュケヴィチはシングルだけど
腰に手を置いたまま32回まわりきった!
ときどき前傾というか、あごが前に出ちゃうのが気になった。
ロパーティンは回転の止めは切れがあって良かったけど、
ボリショイのソリストならこれくらい、
の期待値越えは無かったかな。
カーテンコールで自分に貰った花束を
走ってユカリューシャに渡していた。

木村さんは老人演技がさまになっている。
無駄に優雅。すごく優雅。

梅澤君は最後まで小芝居を入れてた。
カーテンコールでキトリ友人川島さんと手を繋ぐか悩んでいたり。
ロレンツォの永田くんの芝居も良かった。
もちろん氷室くんも!
奈良さんのメルセデスは大人の魅力。

高木さんのジプシー娘は激しい感情の動き。
怒りが一番強かったかな。
ドリアードの渡辺さんはふんわり優雅で上品。
松倉さんはキューピッドらしく柔らかい踊り。
キトリ友人は川島さんと河谷さん。
ハツラツとした踊りでした。

カーテンコールにはもちろんワシーリエフ登場。
この日一番の大拍手。
ワシーリエフに促されてユカリューシャ登場。
牧さんでも思ったけど、
私が見てたバジルたちはキホーテやロレンツォになった。
少し寂しい。
ただ古典なら今の世代のダンサーでも
充分公演は成立すると実感。
嬉しい。
ノイマイヤーはまだまだたけどさ。

1幕終わりから出てくる貴族の頭は森川くんかな?

ボリショイやキーロフのダンサーって
東京文化会館の4階で見るとジャストサイズなぐらいデカいんだけど
今日の二人は日本人の中でちょうどいいぐらい。
本拠地ではどんな具合なのかしら。
今日も私は安定の2階最後列だけど、
会員券のS席だった友人は弾くんがすごくデカくて(身長も太腿も)驚いていた。


ユカリューシャはサヨナラ公演はしないのかな。
一区切りつけてくれないと、
「いつかまた踊ってくれるはず」と、
無駄に待ち焦がれてしまうよ。


【配役等】
キトリ/ドゥルシネア姫:アナスタシア・スタシュケヴィチ
バジル:ヴャチェスラフ・ロパーティン
ドン・キホーテ:木村和夫
サンチョ・パンサ:氷室友
ガマーシュ:梅澤紘貴
メルセデス:奈良春夏
エスパーダ:柄本弾
ロレンツォ:永田雄大

【第1幕】
2人のキトリの友人:川島麻実子‐河谷まりあ
闘牛士:
 安田峻介、杉山優一、松野乃知、原田祥博、
 和田康佑、岸本秀雄、宮崎大樹、入戸野伊織
若いジプシーの娘:高木綾
ドリアードの女王:渡辺理恵
3人のドリアード:乾友子、矢島まい、小川ふみ
4人のドリアード:村上美香、岸本夏未、河合眞里、沖香菜子
キューピッド:松倉真玲

【第2幕】
ヴァリエーション1:河谷まりあ
ヴァリエーション2:川島麻実子

協力:東京バレエ学校

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
コメント
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