きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「フルスロットル」

2014年09月20日 | 映画
2018年のデトロイトには旧九龍城のような魔窟があり、
ある目的で潜入することになった刑事は、
中の地理に詳しい警官殺しの囚人と組むことになるが・・・。

役者の身体能力を存分に活かしたアクションは
飽きることなくハラハラドキドキ。
スマートなジャッキー・チェン映画みたいなかんじ。

正義と復讐は違う、を心にメモ。

話は、まあ、読めるけど、すっきり終わって楽しめる。

ポール・ウォーカーがもういないのが惜しい、悲しい。
ファンでなくても見ておいて欲しい、
細マッチョの肉弾戦映画です。

みなさん、ポール・ウォーカーを大画面で拝んでおきましょう。
青い瞳を脳に焼き付けておきましょう。
後悔のないように。
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「ドン・キホーテ」上野水香&柄本弾/東京バレエ団

2014年09月20日 | バレエ・ダンス
東バOnlyはまとまりがあって実に楽しい。
舞台だけでなく客席も東バファンばかりだから
沸点が低くて盛り上がるわ~。
水香ちゃんはキトリがよく似合う。
女王気質たっぷりなのが素晴らしく素敵。
弾くんは頑張っているけど
もうちょい決めどころをしっかり見せて欲しい。

んで、やっぱり高岸アニキ!
多少ふくよかになったけど、華やかなエスパーダだ!!
拝むしかない。
マタドール達も元気。
一人、剣の突き刺しにこだわっている子がいたな。
高木さんのメルセデスは美人。
奈良さんのジプシー娘は嘆き系。
昨日のパターンの方が私は好み。
ガマーシュの従僕は氷室くんかな?

とにかく水香ちゃんが絶好調だった!

カーテンコールのガマーシュはキトリ友人にプロポーズ。
明日はどうなるか。

木村さんのキホーテ演技もパワーアップしてた。

弾くんはヴァリエーションあたりから
ようやくのびのび踊れるようになった。
「古典」の「主役」って難しいんだな。
弾くんの回転が弱く見える。
軸がブレる以前に弱い。
真ん中で見せる踊りは、超正確か勢いかハッタリが必要で
弾くんはどれもがやや足りない印象。
高岸アニキなんか顔で踊っているのにな。
この機会を次に繋げて欲しいね。

水香ちゃんの32回転はシングルシングルと
胸の前で扇をパタパタさせながらのダブルがワンセット。

ワシーリエフ版だとキホーテとキトリは知り合いなんだよね。
木村さんと水香ちゃんだと
年の差ありすぎのロリコン爺と妙齢の女性に見えるときがあった。
1幕で求婚してたのに、バジルとの結婚をあっさり祝福するのは
夢の場面で姫に完全シフトしたってこと?
なんだか掌返しだね。


【配役等】
キトリ/ドゥルシネア姫:上野水香
バジル:柄本弾
ドン・キホーテ:木村和夫
サンチョ・パンサ:岡崎隼也
ガマーシュ:梅澤紘貴
メルセデス:高木綾
エスパーダ:高岸直樹
ロレンツォ:永田雄大

【第1幕】
2人のキトリの友人:乾友子‐吉川留衣
闘牛士:
 安田峻介、杉山優一、松野乃知、原田祥博、
 和田康佑、岸本秀雄、宮崎大樹、入戸野伊織
若いジプシーの娘:奈良春夏
ドリアードの女王:渡辺理恵
3人のドリアード:矢島まい、川島麻実子、小川ふみ
4人のドリアード:村上美香、岸本夏未、河合眞里、沖香菜子
キューピッド:松倉真玲

【第2幕】
ヴァリエーション1:吉川留衣
ヴァリエーション2:乾友子

協力:東京バレエ学校

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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「羅生門」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年09月20日 | 映画
死体が一つに証言は3つ。
どれが正しいのか。
真実は藪の中。

三船敏郎の匂いたつ精気に
森雅之の寝取られ男の品のある被虐性と
京マチ子の色香。

3人とも「犯人は自分」と言い張る。
無実を主張するよりも、
プライドを維持することの方が大事なんだな。


モノクロ画面ならではの光と影が美しい。


「わからん」と言うのは自分への問いだったのか。


最後は救いがあって良かった。
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