きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「くるみ割り人形」小出&シムキン/東京バレエ団

2012年11月11日 | バレエ・ダンス
シムキンくんはスターオーラが半端ない!
最初から最後までキラキラ王子だった。
何気ない動きがとても綺麗で性格。

小出さんは華やかさには欠けるかもしれないけど
ソリストとプリンシパルの壁はちゃんと越えているんだなあ。

この二人だと、音楽が盛り上がるところで
踊りのテンションも盛り上がる。
これができるのがプリンシパルなんだなあ、と思った。

今日はファーストキャストの日だけど
柄本くん佐伯さんを含め、
頭一つ抜けている人がいないのは正直寂しい。


木村さんはヒゲ付き。
タキシードの裏が紫。
後藤くんに比べると確実におじさんだわ。
(それが正しいんだけど)
脚の動きが美しくてうっとり。


乾さんのフランツは
田中さんより子供っぽい。
それも良いよね。

小笠原くんのムーア人は絶品。

アラビアの西村さんが美しい。


昨日より一階下の席だったので
華やかさは増しました。


【配役】
クララ:小出領子
くるみ割り王子:ダニール・シムキン

クララの父:森川茉央
クララの母:高木綾
兄フリッツ:乾友子
くるみ割り人形:氷室友
ドロッセルマイヤー:木村和夫
ピエロ:長瀬直義
コロンビーヌ:岸本夏未
ムーア人:小笠原亮
ねずみの王様:梅澤紘貴

スペイン:田中結子-後藤晴雄
アラビア:西村真由美-柄本弾
中国:佐伯知香-氷室友
ロシア:乾友子-宮本祐宜
フランス:高村順子-吉川留衣-長瀬直義
花のワルツ(ソリスト):
渡辺理恵、矢島まい、川島麻実子、伝田陽美
梅澤紘貴、森川茉央、安田峻介、松野乃知

指揮:井田勝大
演奏:シアターオーケストラトーキョー

◆上演時間◆
【第1幕】 19:00 ~ 19:55
休憩 20分
【第2幕】 20:15 ~ 21:05
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「のぼうの城」

2012年11月11日 | 映画
やっぱり萬斎は
「すごく頭のいい人が木偶の坊の振りをしている」
ようにしか見えないけど、
それを差し引いても面白かった。

戦場での踊りはちょっと長かったけど
それ以外はサクサク話が進んでわかりやすい。
結果がわかっているのに
ドキドキは最後まで続きました。

多勢に無勢の話を上手く見せている。
人海戦術の合戦も見応えあり。

しかし台詞がかなり聞き取りづらい。
説明台詞があるのにわかりづらい。
なぜこれでOKを出したんだろう。

配役自体は良いと思う。
甲斐姫役の榮倉ちゃんは棒演技だけど
それ以外は武将達も
奥方様の鈴木保奈美も
ピッタリなキャスティングだった。
上地雄輔の三成は、品があり、
公正ではあるけれど戦の才能は無し、
というのがとても良く出ていた。
岳大くんの長束正家も
弱きに強く、強気に弱いのが
すごく自然だった。
殆ど馬上の佐藤浩市がカッコイイっす。
愛菜ちゃんもやっぱり上手い。
成宮くんの青天はあんまり似合わないかな。
生意気なところは良かったけど。
ぐっさんも豪壮だったよ!

市川さんと孝之くんの尻は
サービスなのかなあ。


水攻めの映像はちょっと辛かったけど
エンディングロールの
「現在の忍城周辺」の映像が
すごく優しくて穏やかで、
戦争を乗り越えた平和を感じました。


渋谷の初回(10時半)はほぼ満席。
時代劇好きのご夫婦から
若者のデートムービーから
親子連れまで、
幅広く使える映画のようです。
もちろん、ぼっちでも楽しかったよ!
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