きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

定本・喬太郎伝説

2004年11月09日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 喬ちゃんが落語家になって15年目。ここらで、作ってきた新作落語を振り返ってみるか、みたいなコンセプトらしいです。8日間連続公演のうち本日は3日目。本当は「派出所ビーナス」とか「一日署長」を聞きたかったんだけど、今回しかチケットが取れなかったのさ。

「無精床」柳屋さん光
贅沢なことに、前座が二つ目でした。さん光さんは少々恰幅が良く、ちょっと伊集院光を思い出させる外見。体格のせいか、良く通る、はっきりした声で、とても聞きやすかったです。最後もうまく落としていました。

「中華屋開店」柳家喬太郎
大学を退職してラーメン屋を開こうとする教授と、教授を追ってきたゼミ生、教授を愛しているお嬢様、お嬢様に付いている爺や、の4人が織りなす人間模様。小ネタをガンガン入れつつ、話しもどんどん長くなっていきましたが、すごく面白かったです。ラーメンをすするところで「古典の修行をしてきて良かったぜ」とかとかさ。オチもうまく入りました。
喬ちゃん、我が家もケンタッキーのチキン+白いご飯、やりますよ。「鶏唐弁当」だって「鶏唐定食」だってあるんだから、そんなに珍しくないんじゃないかなあ。

「白日の約束」柳家喬太郎
「中華屋開店」が50分になったため、ちょっと巻いての進行でした。EBISU亭で聞いたことがあるので意外性はなかったけど楽しかったよ。

「猫の皿」金原亭馬遊
外見はわりと普通のお兄さん。喋りも普通。「中華屋開店」延長のため、ゲスト様にも影響が出てしまって申し訳なかったです。もうちょっとゆっくり長めの噺だと思うんですが、全体的に走っていたように思います。猫の皿をチラチラ見る目つき(表情)が良かったです。

「棄て犬」柳家喬太郎
振った元カレは、犬に生まれ変わっていた?犬になってしまった男はコミカルで、さすが喬ちゃん!な芸でしたが、オチが暗いな~。最後まで大笑いしたかったよ。

喬ちゃんの話しは面白くて好き~。うまく伝えられないのが苦しい~~。
コメント
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