【ニュースの核心】北京での「ジェノサイド五輪」スポンサー・ゼロの可能性 「広告戦略上最高イベントでない」トヨタが証明
2021/07/31
東京五輪では、日本選手による空前のメダルラッシュが続いている。第7日の29日、柔道で男子100キロ級のウルフ・アロンと、女子78キロ級の浜田尚里(しょうり)がともに金メダルに輝いた。卓球は混合ダブルス金メダルの伊藤美誠が女子シングルスで銅メダルを獲得した。「平和の祭典」は、新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)が猛威を振うなかでも継続されているが、米国と中国の緊張状態も高まっている。米国中心の自由主義陣営が問題視する、中国軍による「台湾侵攻」を見据えた軍事演習と、中国当局による新疆ウイグル自治区での人権弾圧は、来年2月の北京冬季五輪を直撃するのか。ジャーナリストの長谷川幸洋氏が分析した。
東京五輪が連日のメダルラッシュに湧くなか、米国と中国が台湾をめぐって、緊迫した「つばぜり合い」を続けている。来年の北京五輪の行方も、一段と不透明になってきた。
中国は7月に入って、「台湾への侵攻」を想定したとみられる軍事演習を相次いで実施している。13日には中国海軍機が海上封鎖を狙った機雷投下訓練、16日には陸海軍が合同で昼夜にわたって上陸訓練を実施した。
これに対して、ロイド・オースティン米国防長官はシンガポールで演説し、「米国はアジアに永続的に関与する。中国の南シナ海に対する一方的な権益の主張は根拠がない」と断じた。ただ、一方で「われわれは対立を求めてはいない」とも付け加えた。
そんななか、東京五輪の開会式で、台湾選手団は国際オリンピック委員会(IOC)の表記の「チャイニーズ・タイペイ」の「ち」ではなく、「台湾」の「た」の順番で入場行進し、テレビでも、NHKの女性アナウンサーが「台湾です!」と紹介した。
これが大会組織委員会の判断だったのか、それともIOCが決めたのか、不明だが、中国の不快感は容易に想像できる。
中国当局の反発が聞こえてこないところを見ると、来年の北京五輪を控えて、あえて事を荒立てるのを避けたようにも見える。習近平国家主席にとって、「北京五輪の開催と成功」は至上命題なのだ。
ところが、ここへきて暗雲が強まってきた。
2024年まで、五輪・パラリンピックの最高位スポンサーであるトヨタ自動車が、新型コロナの感染拡大を受けて開催に反発する声に配慮し、東京五輪用のCMの国内放映を見送ったからだ。
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は25日付で、「トヨタの困惑した対応は、ジェノサイド(民族大虐殺)五輪にこそOKだ」と題する署名コラムを掲載し、「トヨタやコカ・コーラ、サムスンのような企業は来年2月の北京五輪こそ、企業の評判リスクを考えるべきだ」と指摘した。
コラムは、中国共産党が新疆ウイグル地区でイスラム系少数民族のウイグル人を100万人以上も強制収容所に送り込み、女性に不妊手術を強制している実態に触れた。そのうえで、「企業の役員たちが何事もなかったかのように、開会式に出席する姿は想像しにくい」と書いた。
企業イメージを考えれば、「新型コロナ下の東京五輪」よりも、「ジェノサイドの北京五輪」を応援する方が、はるかに打撃が大きいだろう。
トヨタの広告見送りは大企業にとって、五輪といえども「世界の誰もが祝福する広告戦略上の最高イベント」ではないことを証明した。
人権弾圧批判を無視し続ける中国に、世界の逆風は強まりこそすれ、弱まることはない。
といって、中国が方針転換するとも思えない。それは習氏の求心力低下に直結する。欧米は、1936年のベルリン五輪でナチス・ドイツや、アドルフ・ヒトラーが見せた偽装にだまされた失敗も経験している。
東京大会は大半で「無観客」になったが、北京大会は開かれたとしても「スポンサー・ゼロ、観客は動員された中国人ばかり」。そんな無残な事態もし日本が北京五輪に参加するとなればになる可能性が出てきた。
■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。
(zakzak)
写真:北京冬季五輪のエンブレム(共同)
(引用終了)
日本人選手の活躍が目覚ましい東京五輪だが、武漢肺炎ウイルスによる感染症の拡大を防ぐために無観客開催となったのは残念であり、それでも村井宮城県知事は県内で開催される男女サッカーの10試合を有観客とする決断をしたのは、今回の五輪が東日本大震災で大きな被害を受けたものの、それから復興したことを内外に示す意味でもあった訳である。試合が行われた宮城スタジアムは残念ながら満席とはならなかったようだが、有観客で開催したことに意義があるのであり、プロ野球や高校野球が有観客であるのに、五輪だけが無観客では納得出来ない方も多いのではあるまいか。
待ちに待った東京五輪なのに、無観客開催となった元凶は支那が武漢肺炎ウイルスという生物化学兵器を人工的に作って感染している支那人を観光目的などで世界各地に送り出したからに他ならず、それを作った目的は世界支配のために有効だと判断したのであろうが、にも関わらず自国民への感染防止の措置を取らなかったのは、人口が多すぎるので、何人死亡しても問題ないし、かえって良かったと思っているからであろう。
支那は武漢肺炎ウイルスによって世界中に迷惑を掛けているのに、謝罪どころか開き直っており、世界中から支那に対する批判が高まったとしても、その態度に変化はなく、習近平以下の支那共産党の顔ぶれを見れば、さすが山賊の子孫だと言われるようにどいつもこいつも人相が悪いからで、もし支那と言う国がなくなれば、世界はどれほど安泰かと思うし、だから支那で何かあっても手を差し伸べず、衰退させることが世界を救うと言えるのである。
さて、来年の2月は北京五輪が開催の予定だが、自国民だけでなく、武力で併合した周辺国の民族を浄化の名で平然を殺戮する支那共産党が開催するようでは「ジェノサイド五輪」と言われるのは当然であろう。zakzakによればジャーナリストの長谷川幸洋氏が、人権弾圧批判を無視し続ける中国に、世界の逆風は強まりこそすれ、弱まることはないとして、 東京大会は大半で「無観客」になったが、北京大会は開かれたとしても「スポンサー・ゼロ、観客は動員された中国人ばかり」。そんな無残な事態になる可能性が出てきたと書いている。
もし日本が北京五輪に参加するとなれば、支那共産党によるジェノサイドの共犯者とみなされるし、既に欧米諸国からは北京五輪をボイコットするとの声も出ているからである。その前に武漢肺炎ウイルスを作った支那が北京五輪までに、効果があるワクチンを開発しているとは思えず、今でも次々と変異種が生まれ、既存のワクチンの効果がなくなっている状況で、選手や関係者などを北京に送る国があるとは思えず、どうしても開催したければ自国民だけの無観客にすれば良いのではなかろうか。
日本企業で北京五輪のスポンサーになれば、売国企業と言われるだろうが、それでも支那国内での事業の方が大事だと言うのであれば,そうすれば良いし、最近はものを買う時に気を付けているのは支那に入れ込んでいる企業の製品は避けているからで、だから北京五輪のスポンサーになるのは私のような日本国民を増やすことにもなり、世論調査で支那に良い良い印象を持っていないと回答する方が8割を越えていることを知るべきである。
北京五輪をボイコットすると政府が敢えて言わなくとも、日本人選手や関係者などへの武漢肺炎ウイルスの感染を防ぐためと称して、残念ながら参加は困難だとか適当なことを言っておけば良いし、ともかく、北京五輪を失敗に追い込み習近平を失脚させることであり、そもそも支那には平和の祭典と言われている五輪を開催する資格はないし、今や世界支配を企む支那は全世界の敵だとの認識があれば日本企業としてどう判断すれば良いか分かるのであろう。
(2021/08/03)
中国大陸・五輪代表は当初 我国大会の感染症対策の
不足を揶揄するなどしていましたが、結局は選手団を
派遣致しました。まぁ来年初頭の北京大会に万全を期
す意図もあったのでしょう。
長谷川幸洋さんのご見解と貴主張にあります様に、
北京冬季五輪のゼロ・スポンサーと自国民のみの
開催可能性は、拙者もかなりの可能性で「あると思
います」の立場です。
少数民族に対するジェノサイド疑惑や香港を含めた
人権問題など、ボイコットをちらつかせる欧米勢に
は「突っ込み所満載」という所です。我国としても
留意しないといけませんね。
幸か不幸か インド他由来の「デルタ変異型」の新
型感染症は、中国大陸でも広まり出している様です。
対策が行き届かなければ、東京大会同様、平時の有
観客開催ができない可能性も出てきました。これで
「結果的なボイコット」にも道が開けたと拙者などは見ている所です。