政府、普天間“棚上げ”へ 11年春の日米声明で
政府は31日、今春に予定される菅直人首相訪米時に取りまとめる日米同盟深化に関する共同声明で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を事実上、棚上げする方針を固めた。声明は安全保障分野に特化せず「安保」「経済」「人的・文化交流」の3本柱を掲げ、日米関係全般を取り上げたい考えだ。
2010年12月の首相と前原誠司外相の沖縄訪問を踏まえ、日米合意に基づく同県名護市辺野古崎地区への移設に短期間で県民の理解を得るのは困難と判断。前原氏は1月6日からの訪米でクリントン国務長官と会談し「3本柱」を具体化したい意向だが、米側が普天間問題の長期化を懸念し難色を示す可能性もある。首相は11月の沖縄県知事選での仲井真弘多氏再選を受け、今後も粘り強く時間をかけて話し合う方針だ。
2010/12/31 22:07 【共同通信】
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民主党政権になってから、何も決めることが出来ず、棚上げしたり先送りしてしまう案件が増えたようであり、それをあたかも重大な決断をしたかのように自画自賛するのだから、呆れてしまうが、であるから自民党政権時代に既に決まっていたことを、そのまま実行するのは、政権交代した意味がないとして、もっと良い案があるからと、ひっくり返したものの、結局は何も出来ずに行き詰まり、先送りするしか方法がなくなってしまう訳である。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は、安全保障を疎かにしている民主党政権を象徴するかのように鳩山前総理の妄言から始まって、迷走に迷走を続け、自民党政権時代には沖縄県や移設先の自治体である名護市と地元の辺野古崎地区へなどの同意を得て移設問題はそれなりに進んでいたにも関わらず、それをすべて破壊しただけでなく、信頼関係まで失ってしまった訳で、であるから、民主党政権が続くうちは普天間移設問題は解決しないと言って良いであろう。
報道によれば、菅総理の訪米時の日米同盟深化に関する共同声明で、普天間移設問題を事実上、棚上げする方針を固めたそうである。その理由は、日米合意に基づく同県名護市辺野古崎地区への移設に短期間で県民の理解を得るのは困難と判断したからだそうだが、自民党政権時代に10年以上かけて、県や地元などを説得して、しぶしぶ同意させた計画を、短期間に破壊してしまったのであるから、同じ期間で自民党案に戻すことなど不可能であり、前述したように民主党政権では、普天間移設問題は一歩も進まないのではなかろうか。
普天間の危険性を除去するには、移設するしかない訳だが、移設先として自民党政権時代に決まっていた名護市の市長選に、民主党は普天間の同市辺野古への移設に反対する稲嶺進氏を推薦し当選させており、まったく何が何だか分からないと言って良く、このままでは普天間の固定化となるが、こうなったのは民主党の無能と沖縄県民がゴネたからだと言えよう。
沖縄県民は普天間の固定化を望んでいるのかと言いたくなるが、民主党に騙されて国外か最低でも県外に移設出来ると思ってしまった訳で、普天間の県外移設など米側が受け入れることはあり得ないと考えなかったのか。民主党は普天間移設に関しては何もしないと言っているも同然であり、普天間の固定化させることで、誰が得をするのかと言えば、基地反対運動をしているサヨクであり、なにせ普天間の近くにある小学校の移設を反対運動の象徴だとして移設に反対したからである。何度も言いたくなるが沖縄県民は本当に普天間の固定化で良いと思っているのであろうか。
(2011/01/03)
政府は沖縄県民に意見を求めると言う形で沖縄県民のせいにしたというのが正しいと思う。
だいたい自分の近くに基地が出来るといえば反対するに決まってる。
それを政府が国のために我慢してくれと言うのが筋。
そうでなければ市長の立場もたたないでしょう。
ほんとに民主党はひきようです。
自分の責任を他人に擦り付けるのですから。
これは沖縄県民が悪いのではない。
現政権の責任だ。
本年も鋭いご意見を楽しみに拝読させていただきます。拙いコメントを差し上げる際にはどうぞ宜しくお願いいたします。
管政権は、日本の国益より小沢潰しに躍起になっており、辺野古移転棚上げについても、小沢代議士が辺野古近辺に土地を購入している事を知っての嫌がらせかとの疑念が出る訳で、要するに、このまま民主党に政権を持たせておいてはいけないということですね。
元々は、騒音など近隣住民の影響を考えての辺野古移転ですから、根本に戻って基地に反対する普天間の住民の移転を考えるというのは無謀な発想なのでしょうか?私の友人の何人かは区画整理のため、生まれ育った土地を転居しております。。
コメントありがとうございます。民主党政権となってから、毎日のように批判材料があるのですから、いかにダメな連中が集まっているか分かると言うものです。鳩山前総理が、総理の器ではないことはあの顔を見ただけで分かりますし、落ち着きのない態度や、おどおどした様子に、唖然とした国民も多かったことでしょう。
野党時代に自民党をそれだけ批判するからには、もっと良い政治を行う自信があったからでしょうが、素人がプロの仕事にケチをつけていたことが、政権交代して分かってしまった訳で、まったくの素人がプロの仕事ぶりを見ていて「自分にも出来そうだ」と思うこと自体が誤りであり、素人だけの政党に何が出来るでしょうか。かって自民党にいた方もいますが、自民党政治について行けない方が離党し、民主党にいる訳で、ですから民主党は劣化自民党と言われているのです。
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。菅総理は小沢氏に議員辞職を迫ったようですが、いよいよ民主分裂の兆しが出てきたようです。
小沢氏が辺野古近くに土地を持っているのは良く知られていますが、にも関わらず、普天間移設を棚上げしたのは、小沢氏を儲けさせてはいけないとの嫌がらせもあるかも知れません。そうは言っても自民党政権時代に決まっていた移設を、他に移設出来るかのように嘘をついたのは鳩山前総理で、沖縄県民とすれば、裏切られたも同然で、もう民主党は何を言っても信用されないでしょう。
区画整理や道路拡張のために移転することもあるのですから、普天間周辺の住民で、騒音などに苦しむ方は移転した方が良いでしょうね。当然ながら、基地があることを承知して転居した来た方であれば補償は少なくなるのは当然でしょう。