私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支那の主張にそっくりな盧武鉉大統領の発言

2005年11月19日 22時19分58秒 | 韓国関連
   韓国の釜山で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、一時は危ぶまれていた小泉総理と盧武鉉大統領との日韓首脳会談が何とか実現したようである。韓国はホスト国として、参加国の首脳との会談さえ行わないのかと批判を受けるのを避けたかったようであるが、会談内容は相も変わらずは日本に韓国の考えを押しつけようとするものであり、これでは友好関係など築ける訳はない。

 今年12月にも予定されている盧武鉉大統領の日本訪問に関しては話題にもならなかったとのことで、「日本などに行きたくない」と思うのは勝手だが、支那が急速な軍事力増強によって自信をつけたことから東アジアでの台頭を目指し、38度線の北側には世界最悪のテロ国家北朝鮮が核兵器を保有していることから、今後の東アジア情勢は不安定で、また不透明なものとなるであろうが、それを盧大統領はどれほど認識し、日本との関係を重視しているのかいないのか分からないからして、大きな疑問を持たざるを得ない。

 日韓首脳会談は、小泉総理と他の主要国首脳と会談より短く約30分程度であったようで、また会談の半分は盧大統領が「靖国参拝、(日本の)歴史教科書の問題、独島(竹島)問題の三つの問題をぜひとも解決する必要がある」と歴史認識問題を中心に批判しとのことで、小泉総理の国神社参拝を「韓国に対する挑戦」とし、「日本が過去に戻るのではないかとの懸念がある」と述べたと報じられている。

 盧大統領の発言は、まるで支那の主張にそっくりだが、日韓関係が悪化することは支那の望むところであり、韓国が支那と共同歩調をとり日本を叩き、自国の価値観を日本に押しつけようとしているようでは友好もないであろう。今年は「日韓友情年」だったそうだが、友情は深まるどころか反対に溝の方が深まって終わったようである。

 韓国は今後何処へ行くつもりなのか。盧大統領は「東アジアのバランサーの役割を果たす」と身の程知らずのようなことを言っているが、これは日本や米国の枠から離れることを意味していると言わざるを得ない。

 盧大統領が要求した三つの問題を日本が受け入れる訳はない。それを承知していながら日本批判を繰り返し、支那から6カ国協議での韓国の役割を評価されればその気になり、悪魔のテロ国家北朝鮮には宥和政策で支援を継続し、多くの国民が拉致されているにも関わらず、国連総会での北朝鮮による外国人拉致を「組織的な人権侵害」と非難する決議に棄権するなど、このような韓国に日米の方が距離をおいた方が良いと考えても当然かも知れない。

 米国から見捨てられつつある韓国が日本から見捨てられたらどうなるのか。国家としての品位のかけらもなく、何時までも過去にとらわれて現在の北朝鮮による人権侵害を無視し、歴史の捏造を繰り返し、国家間の条約すら反古にしようとするなどとても国家と呼ぶに相応しい態度とは思えない。APECでブッシュ米大統領と会談した盧大統領は、その場の気まずい雰囲気を感じなかったのであろうか。
(2005/11/19)

この記事は「今日のコラム」
「支那の主張にそっくりな盧武鉉大統領の発言」
としてHPに掲載されていたものです。


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