2020/02/02
中東地域への自衛隊派遣で護衛艦が出発した、神奈川県横須賀市の海上自衛隊の基地の近くでは、派遣に反対する人たちが抗議活動を行いました。
海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」は、2日午前、横須賀基地を出港しました。
基地の近くでは抗議活動が行われ、市民団体のメンバーが護衛艦の出港に合わせて小型のボート2隻を海上に出し、「中東へ行かないで」などと書かれた横断幕を掲げました。
また、隣接する公園では各地から集まったおよそ200人が集会を開き、参加者が派遣に反対するのぼりやプラカードを掲げたり、シュプレヒコールを上げたりしていました。
集会を主催した団体の1つ、神奈川平和運動センターの道田哲朗事務局長は「閣議決定だけで自衛隊を派遣するのはおかしい。本当に自衛隊員の命を守ることができるのか心配だ」と話していました。
(NHK NEWS WEB)
(引用終了)
国連平和維持活動(PKO)に自衛隊が初めて参加したのはカンボジアであり、平成4年(1992年)から翌5年にかけて、国連カンボジア暫定機構(UNTAC)に自衛隊から施設大隊(施設科部隊)と停戦監視要員が派遣された。宮嶋茂樹氏の著書である「ああ、堂々の自衛隊」は、カンボジアに派遣された自衛隊の活躍を著したもので、本棚を探せば、その著書がまだあるかも知れない。
宮嶋氏はカンボジアに向かう海自の輸送艦に乗艦した唯一のジャーナリストであり、自衛隊員と寝食を共にすることで、自衛隊による初めてのPKO活動の様子を正しく伝えようとした訳である。海自の輸送艦が呉基地を出港し、瀬戸内海を航行中に通り過ぎる島々から輸送艦に向かって手を振る人々や、消防団が放水のアーチで海路の安全を祈っている様子が見えると「右舷帽を振れ」「左舷帽を振れ」が繰り返されたとのこと。
今でも同様だが、自衛隊が海外に派遣されると反対の声しか報じないのが偏向メディアであり、宮嶋氏は輸送艦の上空を偏向メディアのヘリが飛んで撮影しているのを見て、自衛隊が戦争に行くかのごとく報じるだろうが、国民は自衛隊の海外派遣を支持しているのは明らかだと書いている。
新型コロナウイルスに感染した者が増加しているとの報道に注目する必要があるが、その様な情勢の中でも自衛隊は国家国民のために様々な活動をしていることに感謝しなければならない。2月2日、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が、中東地域に派遣されるために横須賀基地を出港したが、例によって、偏向メディアの一つであるNHKは派遣に反対する人たちによる抗議活動が基地の近くで行われたことを報じており、各地から集まったおよそ200人が集会を開いたそうである。
また、神奈川平和運動センターの道田哲朗事務局長は「閣議決定だけで自衛隊を派遣するのはおかしい。本当に自衛隊員の命を守ることができるのか心配だ」と話しを紹介しているが、自衛隊員の命が心配だと言って言っておきながら、今まで訓練などで命を落とした自衛隊員のことや、その遺族のために平和運動センターとした何かしたことがあるのかと言いたい。
海自護衛艦の中東派遣に反対ならば、日本に向けて原油を運ぶタンカーの安全確保は他国任せになるが、それでも世界は日本の特殊事情を理解し、何もしない日本で通用すると思っているのであろうか。要するに自衛隊員の命の方が大事だからシーレーンを守らなくとも良いと言う訳だが、ならば、派遣せずに済む代案を示すべきであり、おそらく電気をふんだんに使用しているのに、原発にも反対している連中ではなかろうか。
参加者は200人とのことだが、主催者が動員を掛けた人数で、実際の参加者は4分の1程度であろうが、偏向メディアは主催者が発表した人数をそのまま報じるだけで、もし200人程度であれば、数えることも出来た筈で、なぜ、それをしないのか不可解であり、また派遣に反対する連中ではなく、海自隊員の武運長久を祈る人達もいた筈だが、偏向メディアは、そのような人達のことを報じない決まりがあるようだ。
日本国民として出来ることは、海自隊員の無事を祈ることだけで、日本の繁栄は海運の安全が確保されていなければ不可能であり、中東から原油を日本まで運ぶタンカーの乗組員が、旭日旗を掲げて航行する海自護衛艦の勇姿を見て何を思うか。「守ってくれてありがとう」と感涙するのではあるまいか。
(2020/02/06)
私が大日本帝国陸海軍の罪として批判する最大のものは「補給を無視」したことです。
頭は「日本海海戦」当時のまま、近代戦に突入しました。
しかも第一次世界大戦での地中海に派遣した第二特務艦隊の激闘で「海上護衛戦の困難さと重要性」を認識できたはずなのにです。
また、兵学には「戦力の逐次投入の愚」といものがあります。
大日本帝国は約80年前のあの戦争で常にこれを行い圧倒的戦力格差を無視し、一部の戦術的勝利以外、戦略的には連戦連敗を続けました。
この度の海自護衛艦「たかなみ」単艦でのホルムズ海峡派遣にも、この愚を再度、犯しているのではないか?と危惧しています。
特に「たかなみ」という艦名は、昭和17年11月29日深夜にガダルカナル島ルンガ沖で行われたルンガ沖夜戦で、竣工後わずか3か月の艦命で喪失した、夕雲型(甲型)駆逐艦6番艦「高波」を思い出させます。
駆逐艦「高波」は高速艦隊型駆逐艦で編成された鼠輸送部隊の警戒(護衛)艦として孤軍奮闘し、米軍から集中砲火を受けて、乗員225名のうち生存者33名という阿修羅の奮戦の後、沈没しました。
そして「高波」が囮になったことで他の駆逐艦に反撃の機会が生まれ、夜戦は最終的に「高波」1隻の損害で、重巡洋艦1隻沈没、重巡3隻大破の損害をアメリカ海軍に与え、大日本帝国海軍の戦術的勝利となりました。
私は海自護衛艦「たかなみ」が先代の大日本帝国海軍駆逐艦「高波」のような悲しい出来事にならないように、強く祈っています。
派遣反対」てのは、本当に失笑ものですね。
正に左翼の言い訳としか申し様がありません。中東へ向
かわれた海自を初めとする各位は、正に「安保のプロ」と
して尊敬されるべき方々。それ故、万一の緊急時対応も
一定の訓練を経ているはずで、送り出し見守る我々国民
も、その所を信頼するのが一番の敬意のはずです。
神奈川平和運動セだけに留まらず、自衛隊そのものを
好感しない勢力は、その多くが日共シンパらしい事を
伺っております。つまり派遣反対にしましても、その団
体の意思ではなく、代々木日共党本部の何らかの意
向を反映しているに過ぎないのだと。言われてみれば
、そうした主張も頷けるものがあると心得ます。
事実とすれば、一連の自衛隊向け反対行動は、国民
の総意とはかけ離れたものと言えます。貴記事の通り
「シーレーン防衛努力に感謝!」が本来と、拙者も思います。
それより海自護衛艦「たかなみ」が任務を終えて無事に帰国することを祈念しましょう。
日本共産党の影響下にある団体でしょうが、平和の名に下に、革命の邪魔になる自衛隊を貶めて士気を喪失させることが目的だと思っており、今まで自衛隊員がどのような嫌がらせを受けているか知りたいもので、既に住民登録、子弟の入学、成人式出席などを自衛隊員と言う理由で拒否した歴史があるのに、支持者が増える訳はありません。